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 アパートから徒歩5分。
 朝からひっきりなしにコーヒー・ラバーが訪れるDevocionです。
 レジの女の子に「時間かかるよ」と言われても、プアオーバーでやっぱり飲みたい。
 忙しくレジをさばきながら、合間にハンドドリップする彼女。
 ある意味神業。
 

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 ブルックリン美術館でちょうど開催中の「Frida Kahlo:Apearances Can Be Deceiving」を観に来ました。
 フリーダ・カーロはメキシコ民族芸術の第一人者であり、その情熱的な生き方ゆえラテンアメリカ女性の理想像ともされております。
 「私は私自身のミューズ」と言い切り200点近くの自画像を精力的に制作。
 一本眉毛とうっすら髭が印象的なこれらの自画像を思い起こす人も多いでしょう。
 民族衣装風ロングスカートを好んで着用したのは有名ですが、幼少期に患ったポリオのためにやせ細った片足を隠すためだったと言われています。
 NYにおける過去最大のフリーダ・カーロ回顧展となった本展。
 カラフルな私服はもちろん、病気に加え交通事故の後遺症のため、晩年足の切断を余儀なくされた彼女が愛用したブーツ付き義足や彩色されたコルセットまで網羅されていて、彼女の精神的、肉体的重苦が伝わってくる展示でありました。


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 ブルックリン美術館から、北上してダウンタウンにきました。
 日本でもメニューアップしている店が増えてきましたが、こちらCoffee Projectは、ナイトロ・コールド・ブリューのセットものが売り。
 ナイトロ、つまり窒素。
 これを、水出しコーヒーとアイスラテに注入して生ビールのごとくクリーミーな泡とともにいただく。
 他にも、エスプレッソ、ミルク、通常ラテが三つのグラスで提供される分解ラテなる変わり種があったり、最新抽出マシーン、スチームパンクを導入するなど他店との差別化に注力しているカフェです。
 聞けば、オーナーはマレーシア出身。
 後発なれど、アイディア勝負するアジア人的気概が伝わってきます。

 
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 ブルックリンでは、流行に敏感な人種の移動現象が絶えず起きております。
 いわゆる、ジェントリフィケーション(Gentrification. 都市において、比較的低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、結果、地価が高騰すること。)です。
 ヒップな人種が増えると、その地域の人気が高まります。
 それにつれて、比較的豊かな人々が流入してくると、家賃相場が急激に上がり、比較的低所得ながらヒップな感性を持つ人々は、自分の首を絞める形で引っ越しせざるを得なくなります。
 たとえばウィリアムズバーグは、もはやマンハッタンを凌ぐ家賃を払わなければ住めない物件も出現しております。
 嫌気がさした若者たちは、ブッシュウィックやゴワナス、レッドフックなどブッルクリンの中下層地域にどんどん流れていくというわけです。
 しかしながら、数年後には、これら地域も第2、第3のウィリアムズバーグになる可能性は高いでしょう。
 
 ダウンタウンからさらに北上して、ウィリアムズバーグの隣のエリア、そんなブッシュウィックまで戻ってきました。
 お目当てはロベルタス。
 最近では一番お気に入りのピザ屋さんです。
 定番マルゲリータが旨いのは当然として、本日の星三つはシーザーサラダ。
 写真では、わかりずらいでしょうが、隠し味にフレッシュミントを効かせております。
 お決まりのシーザーサラダを大人味に劇的に引き上げるハーブの力ってすごい。
  
 食材の自給自足を経営理念に上げているロベルタスだけあって、入り口横や裏庭でハーブを各種栽培しております。
 関心ありげに見ていたら、たまたま採取していたスタッフのお姉さんに声かけられました。
 「要る?」
 「ツーリストだから」って遠慮申し上げましたが、店主はちょっとうれしかった。
 今日もまた、シーザーサラダに使うミントをお姉さん摘んでることでしょう。
 
  
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 ブッシュイックの倉庫街にポツンとあるロースタリーカフェ、City of Saints。
 ここの豆は、ブレンドにみるべきものがあります。
 店主も一時は、シングルオリジン以外は豆に非ずと、ブレンドには目を向けておりませんでしたが、こちらの豆を試してから認識が一変。
 無難にまとめて万人受けを目指すのではなく、国と国、地域と地域それぞれ突出した豆の個性を喧嘩させて野趣を助長するブレンド創りには感銘いたします。
 「グッド・チョイス」
 店主が買い上げた銘柄を見て、焙煎師のおにいさんが声をかけていきました。
 Saintsで買い付けたグッド・チョイスなブレンドを是非当店でご賞味を。
 
 4日目終了です。





 

# by arkku | 2019-07-30 07:30 | 雑記
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 電線にシューズがぶら下がっております。
 実は、ブルックリンでは結構目にする光景。
 誰かがふざけて始めたことを真似する模倣犯が後を絶たないためらしいのですが、悪ふざけにしても結構労力使うでしょうに。
 よく見ると、ぬいぐるみも。

 
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 一日を始める朝の一杯。
 カフェ、Batlerはアパートから5分ほどのよころに。
 目線より高いところに大鉢でグリーンを飾る空間づくりは、NYの飲食店やブティックで最近顕著です。
 

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 マンハッタンに移動。
 用事を済ませ、ソーホーをうろうろした後、チャイナタウンでお昼。
 あるとつい頼んでしまうのが雲吞麺です。
 Great NY Noodletownの海老雲吞の食感が伝わるようなこのビジュアル!
 
 
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 NYの八重桜。
 この頃ブルックリンでは、どこかの大きな公園で、有料!の桜祭りやってたはず。
 

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 こちらのロースタリーカフェで豆の買付は初めて。
 La Corombe ソーホー店です。
 ハイエンドコーヒーを売りにしているところは、コーヒー豆本来の個性を伝えるために浅煎り中心の品揃えが多いのですが、こちらは中煎りや深煎りも積極的に展開していて銘柄数が圧倒的であります。
 ただ、ストレートコーヒーはマシーンドリップでのみ提供。
 これは他の店にもみられる傾向ですが、次から次へと訪れるお客さんをさばくのに、ハンドドリップでは非効率過ぎるということなのでしょう。
 また、「抽出法を問わずおいしいコーヒーが淹れられる」という自店の豆に対する自信の表れともとれます。
 
 
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 NYを初めて訪れたとき、Sweet Basilでアーチ―・シェップを、Bottom Lineでマックス・ローチを観ました。
 今はなきこの二つの名店でのライブは依然忘れがたく、店主にとってジャズという音楽の原体験ともいえます。(ちなみに、第一線は退いてはいるももの、この二人のジャズメンはご健在。)
 当時はネット予約などあろうはずもなく、Village Voiceで目ぼしいライブアクトを探し当て、店にはせ参じてたまたま観れたというおおらかなものでした。(Village VoiceはNYの無料エンタメ情報新聞、去年廃刊。)

 今時、そんなジャズ・クラブないだろう思っていたら、探してみるもんです。
 入店は早いもの順、チャージは20ドル、あとは最低ワンドリンクでOK!
 そんな破格の条件でNY最新ジャズが楽しめるのが、グリニッジビレッジにあるSmalls。
 今夜のファーストアクトはAri Hoenig Quartet。
 バンドリーダーがドラマーの白人カルテットです。
 ちんたら移動していて、開演待ちの行列の最後尾についたのが30分前。
 100人ほどのキャパしかないので心配でしたが、ぎりぎりセーフ。
 7時半の回の入店が叶わなかったら、10時半のセットまで待たなければならなかったのでラッキーでした。


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 ライブの後ブルックリンに戻る前に、地下鉄の駅のそばのダイナーに寄りました。
 4月下旬のNYの夜は結構冷え込むのです。
 温かいドリンクと小腹を満たす深夜のホットケーキを。

 結局、これが夕飯代わりになりました。
 そして、何気なく入ったこのダイナーが、店主にある追想を呼び起こすお店だったことが後日判明いたします。
 
 3日目終了。







# by arkku | 2019-07-27 07:27 | 雑記
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感をも追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「アナザー・プラネット」。
 8年前の2011年7月22日(米)に公開されました。
 ちなみに、原題は”ANOTHER EARTH”。
 日本未公開作品になります。

ある日、宇宙に地球と瓜二つの惑星が出現し、世間の注目を集める。17歳でMITに合格し、前途洋洋だった少女ローダは、夜空に浮かぶ惑星に気を取られ、その不注意が原因で交通事故を起こてしまう。妊婦と幼い子どもを死なせてしまったローダは刑務所に入り、4年の月日が流れる。刑期を終えたローダは謝罪のため被害者家族の男性ジョンを訪れるが、思わず身元を偽ってしまい、そのままジョンと交流を深めていく。一方、謎の惑星は現在の地球と同じ人間が住む「もうひとつの地球」であることが判明。ローダはその惑星に向かう第一陣のメンバーに選ばれるが……。(映画.comより)

 いつものように夜7時くらいからゆるくスタート。
 お楽しみに。

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 宿があるブルックリンの最寄駅から、イーストリバーの下をくぐった一駅先がもうマンハッタン。
 その利便性ゆえこのウィリアムズバーグ地区の不動産価格が青天井状態なのは致し方ないところ。
 実は、至極便利なこの地下鉄駅(Bedford Av)が、数年前のハリケーンで被害を被ったトンネル補修のため工事中なのです。
 しかも、店主がNYに着いた昨日土曜が工事開始日というなんとも運の悪い巡り合わせ。
 まあ、片側上り下り交互でも動いてるだけまだましですが、さすがに待ち時間がもったいないので、以後他の駅を使う羽目になりました。

 
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 さて、日曜の朝っぱらからどこに出かけたかというと、行先はハーレム。
 初めてNYを訪れた80年代の頃は、ハーレムはおっかないところでした。
 近年、白人富裕層が移り住み高級住宅エリアが出現するほど治安が改善されたと聞きます。
 今回は10連休。けっこう時間もある。
 ハーレムでゴスペル体験してみたいという念願を叶える絶好の機会であります。
 

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 Bethel Gospel Assemblyは朝10時15分より日曜礼拝を行っているハーレムにある教会。
 教会は他にもいくつかあるのですが、服装やカメラ撮影が制限されていたり、礼拝参列者と観光客の席を分けているところなんかもあるようです。
 その点こちらは、外部の人間にとてもオープンで親しみやすい印象でした。
 入口に着くと係の人に、「英語?フランス語?」と、どちらの礼拝を選ぶか聞かれます。
 予想外の質問に戸惑いましたが、ちょっと興味をひかれたのでここは敢えて、フランス語を選択。
 つまりは、ふたつのホールで英語とフランス語の礼拝を同時に執り行っているらしいのです。
 ちょっと調べてみると、アフリカ諸国の半分近くが実は旧フランス領。
 当然、公用語はフランス語。
 ハーレムにある教会は、アフリカ系アメリカ人のコミュニティーという側面もあるので、旧フランス領出身の移民が増えていく過程のなかでできた配慮かもしれません。
 
 
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 この教会では、グループ単位でゴスペルが披露されます。
 つまり、参列者たちが登壇してゴスペルを歌い、降壇して再び参列に戻るというわけです。
 男性グループ、女性グループ、混合グループ、バンドスタイルのグループ。
 入れ替わり立ち代わり、様々な一団がお披露目するフレンチ・ゴスペル?は多様性に富んでいて、ちょっとしたワールド・ミュージック・フェスの趣き。
 あくまでも宗教儀式の一端ではありますが、店主には、貴重で感動的な音楽体験となりました。


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 日本人は他に皆無。
 ゴスペルだけ聞いて退席するヨーロッパからの白人観光客が多い中、日曜礼拝の全体像がもう少し観たかった店主はねばって終盤まで居残っておりました。
 そんなわけで、教会を出た頃にはすっかりお昼をまわってしまい、お目当てのレストランはどこも長蛇の列。
 せっかくハーレムまで来たわけですから、地元のソウルフードを食べてみたい。
 探しに探して、比較的待ち時間が少なそうなお店発見。
 Corner Social。
 洗練され過ぎの感はありますが、一応フライドチキン&ワッフルにありつけました。
 こんな甘じょっぱい組み合わせもハーレム名物のうち。


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  ハーレムを後にして、マンハッタンをミッドタウンまで南下してきました。
 そこで、近年雑誌で特集が組まれたり、ドキュメンタリー映画がつくられたり、ブランド再評価の高まりをみせるティファニー本店を覗いてみました。
 店主はここ、○十年振り。
 入り口近くにあったシルバー・コーナーに日本人が大勢群がっていた頃以来です。

 一階の壁の片隅に、「ティファニーで朝食を」でのオードリー・ヘップバーンの映画スチールと、1987年に創業150周年を迎えたティファニーへのお祝いを伝える彼女の手紙が飾られておりました。
 希代の名女優と老舗ハイジュエラーの関係性が伺えるこじんまり目立たない展示。
 店主は、逆に「相思相愛」を強く感じてしまいました。


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 ブルックリンに戻ってきました。
 アパートに戻る前に、トップライトとグリーンウォールが印象的なロースタリーカフェ、Devocionでコーヒーを。
 このお店ではコロンビアの豆しか扱いません。
 せいぜい国単位でくくってコーヒーの好みを語っていた店主には、焙煎加減、地域特性で個性的な顔をのぞかせるこの店の「いろいろなコロンビア」は衝撃的でありました。
 豆の鮮度がまた常識外で、かなり端折っていうと、現地でハンドピックされた豆が、空輸、店内焙煎を経てお客に飲まれるまでの工程を10日で完結。
 究極の"Farm to Table"だと思います。


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 本日の夕飯。
 ミッドタウンの屋台で買っておいたチキンオーバーライスです。(黒っぽいのは羊肉。)
 近所のデリで見つけた6本パックのバドは破格値でした。
 おすすめですが、飲み口の土埃は良くふいてください。
 否応なしに汚れています。
 
 2日目終了。
 おやすみなさい。





 

# by arkku | 2019-07-25 07:25 | 雑記
 毎月最終土曜の夜恒例、アルック・プレゼンツ・”アマデュオス”ボサノバ投銭ライブを週末7月27日に開催いたします!
 
 3回ステージ(演目は各回変わります)で、1st・PM7時 2nd・PM8時 3rd・PM9時、それぞれスタート。
 ワンステージだけでも、通しで全部聴かれても、お客様次第でOK
 いつものように、アマデュオスの二人が客席のまん真ん中に腰掛け演奏いたします。
 マイクを介さずすぐ傍らで鳴り響くギターの生音のすばらしさをご堪能ください。

 連日ぐずつく空模様だった関東地方にもようやく梅雨の終わりが見えてきたようであります。
 打って変わって猛暑を予想する向きもあるようですが、それならそれで荻窪のちいさなカフェにて、ビール片手にボサノバ・ギターの調べに身を委ねてゆったり涼んでくださいませ。


 【アマデュオス・プロフィール】
 ガットギター2本だけで演奏する男女インストゥルメンタル二重奏ユニット
 2008年より首都圏のカフェ、バー、レストランに於ける演奏活動を開始
 生ギターの音色を大切にし、心地良く優しいサウンド空間を演出することを心がけている
 主な演奏レパートリーはボサノヴァの他、国内外のポップス、映画音楽、日本の愛唱歌など多ジャンルにわたる

 【お問合せ・ご予約】080・2331・7608(カフェ専用携帯)







 いやー、我ながら筆が遅すぎです。
 気が付けば早7月。
 実は今年もニューヨークに行っておりました。
 遡ることGWのことになります。


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 再び、懐かしいこの扉の前に参りました。
 ここ数年、NYに来るたびお世話になってるブルックリンにあるレンタルアパートです。

 
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 今回はGWをフルに使って、こちらに8連泊することになります。


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 アパートから徒歩10分。
 去年までは極寒の1、2月にNYを訪れていたので、その時期は野外開催していない「スモウガスバーグ」に早速出かけてみました。
 ここブルックリンのウィリアムバーグで毎週土曜に開かれている大人気の屋台村イベントなのですが、一通り様子を伺ってはみたものの食指が動くお店がなんとも見当たらない。
 ここでもまれて、マンハッタンやブルックリンの路面店にステップアップするタフなお店が以前は結構あったはずなのですが...。
 なんというか、既存のお店に行けばありつけそうなプレートが多かった気が。
 観光客のものすごい数にも閉口してしまい、残念ながら長居は無用と予定変更です。


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 「スモウガスバーグ」の会場から15分ほど。
 雑貨屋やら洋服屋をひやかし歩いてやってきたのは「ベスト・ピザ」。
 味に自信がないと決してつけられない店名のこちらは、ウィリアムバーグの隣のエリア、ブシュイックにあるピザの名店「ロベルタス」出身の職人さんが始めたお店です。
 味が保証済みの上、スライス買いできる気軽さが受けて、ウィリアムズバーグの人気店に即なりました。


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 シンプルなトッピングのピザが3種類ほど。
 この潔さが、味自慢を物語ります。
 ビールは会計後、店内の冷蔵ケースからセルフサービス。


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 さて、夜はどうしたかというと、これが夕飯代わり。
 近所のスーパー「ホールフーズ」で買ってきた、オリーブ、ポテチ、スモークサーモン、ビール。
 スモークサーモンはウィリアムズバーグにあるスモーク・フィッシュの工場「アクメ」製。
 やっぱり美味でした。
 
 初日、あっさりと終了です。





 

 

# by arkku | 2019-07-22 07:22 | 雑記
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感をも追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「ファール・プレイ」。
 41年前の1978年7月14日(米)に公開されました。

世界各国を歴訪中で、まもなくサンフランシスコを訪問するローマ教皇の案内役を務める予定のサンフランシス大司教が何者かに殺害された。数日後、図書館司書のグロリアは気晴らしに行ったパーティーからの帰り道、ヒッチハイカーの若い男を拾い上げるが、その男は彼女に1本のフィルムを預け、後日映画館での再開を約束し、車を降りていった。その日、映画館には約束どおり男が現れるが、深手を負っていた男は「殺人がある。小人に気をつけろ」という言葉を残し事切れてしまう。その日を境にグロリアは白皮症の男から執拗に付きまとわれるようになる。彼女は刑事のトニーに助けられ、捜査に乗り出す。その結果、グロリアが拾った男は政府の秘密情報員であり、大司教殺害事件を追っていたこと、暗殺者が“小人”と呼ばれている人物であることが判明する。やがて、2人は暗殺者の次の標的がローマ教皇であることを知り、暗殺阻止に向けて動きだす。(ウィキペディアより)

 監督コリン・ヒギンズは筋金入りのヒッチコキアン(ヒッチコック狂)で有名。
 本作にしても、要人暗殺というプロットは「知りすぎていた男」のオマージュであるし、そのほかにもヒッチコック作品のパロディーがあちらこちらに散りばめられていて、映画好きには宝探しのような楽しみ方もできてしまいます。

 当然、大筋はサスペンス仕立てなのですが、この監督が一筋縄では行かないのが、そのコメディーセンス。
 色魔の指揮者役に、イギリスのコメディアン、ダドリー・ムーアを引っ張り出してきたり、バージェス・メレディスとレイチェル・ロバーツにスラップステッィク調のカンフー対決をさせたりと変幻自在。教皇が観劇するオペラが、なんとも奇妙な東洋趣味に彩られた「ミカド」(このオペラなんと実在します...)というのも笑えます。
 
 そして、なんといっても主演は、顔半分を占めてる印象のあの大きなお目目のゴールディ・ホーン。
 公開当時33歳。おそらく、このキュート過ぎるブロンドが恐怖に慄き悲鳴を上げる度に、逆に映画館は沸いたはず。
 ヒッチコックがブロンドビューティーと恐怖心理という枠組みにこだわったことを思うと、本作最大のパロディーは、ハリウッドを代表するコメディエンヌ、ゴールディを主役に据えたことなのかもしれません。

 ちなみに、実現には至りませんでしたが、ゴールディの実娘ケイト・ハドソン主演で「ファール・プレイ」のリメイク話が一時期あったそうです。
 ちょっと残念。

 いつものように、午後7時ごろゆるくスタートします。
 お楽しみに。


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 毎月恒例ボサノバ・ギターライブの4月の回に、異種芸能コラボという形式で落語の会を挟み込んだところ、予想以上の反響をいただきまして、この度めでたく、杉並江戸落語研究会の精鋭3名による落語単独での定例会を催す運びと相成りました。
 記念すべき第1回は、週末7月20日土曜19時開演です。
 落語好きの店主自ら、楽しみにしておりますこの催し。
 商店街のカフェでお気軽に寄席鑑賞くださいませ。
 
 【出演】
 高円寺亭しば犬
 荻灯亭七之助
 荻灯亭独楽太

 【木戸銭】
 750円(ワンドリンク付)
 ※400円以上のドリンクにつきましては差額を頂戴いたします

 【お問合せ・ご予約】050・5438・2276(カフェ専用携帯)







 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「ママはレスリング・クイーン」。
 6年前の7月3日(仏)に公開されました。

北フランスの片田舎。ムショ帰りでシングルマザーのローズは、つれない息子の気を引くために、同じスーパーで働く仲間三人を誘って老レスラーの元に入門を決意。息子が大のプロレスファンだったからでした。なぜかメキシコ女子プロチームとの対戦も決まって、彼女たちは猛特訓を開始するのですが...。

 ある年の夏。
 炎天下の街歩きに限界を向かえつつあった軟弱な店主が、有楽町の映画館で涼みを兼ねつつ観た本作。
 「ママはレスリング・クイーン」
 下調べした上で映画を観るパターンであれば、真っ先に外されかねないタイトルであります。
 始まるまでフランス映画であることも知りませんでした。
 フランスでプロレス?
 ありなのです。これが。
 リングが併設されたプロレスバーまで存在するらしいので、想像以上に認知度は高そうです。
 
 アメリカの人気プロレス団体、WWEが、本作のリメイク権、配給権を早々に獲得しているそうなので、プロレスの本場ならではの絢爛豪華なハリウッド版もそのうちお目見えするとは思いますが、店主はそれでも本作を推すでしょう。
 基本はコメディ。
 でも笑いの抑制は効いていて、平凡なレジ係の女性たちをプロレスという汗臭い絵空事の世界に放り込み、対戦相手に対して、そしてそれぞれ抱える家庭問題に対して拳を握りしめ、タフさを備えていく過程がフランス映画らしく細やかに描き込まれております。

 思えば超情報過多の現代でありながら、飛び込みでロードショーを観たのは生まれて初めて。
 でも、ときに小さな冒険は、意外な展開をもたらすものです。
 この映画は思いがけず当たりでした。

 いつものように夜7時からゆるくスタート。
 お楽しみに。

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お待たせしました。
今年もお店に、月下美人が降臨。
夜遅くから咲き始めることが常なので、ほとんどのお客さまはご覧になられていない幻の花。
が、しかし!
今回は、珍しく営業時間内にゆっくりご観賞いただけそうな様子であります。
現時点でかなり蕾がふっくらしてまいりました。
夜開花して翌朝には萎んでしまうこの神秘的かつ妖艶な夜の女王をこの機会にぜひご覧くださいませ。

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【追記】
 その後、夜9時くらいに満開になりました。
 七つ一気に咲いたのはギネスです。
 運よく遭遇されたお客さま、ご堪能いただけましたでしょうか。

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