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カテゴリ:雑記( 112 )

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  METに来ました。
 いつもであれば、フェルメールやアングル、カラヴァッジョなんかのいわゆる名作絵画がお目当てなのですが、今回ばかりは、一番本命は特別展であります。
 「PLAY IT LOUD ~Instruments of Rock & Roll(爆音で演ってくれ~ロックンロールを奏でたもの)」
 「ロックの神々」がライブやレコーディングで愛用した楽器約130点を一堂に展示するという、保守的なMETにしては前代未聞の企画。
 プレス向けの内覧会にゲストで登場したレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジの言葉です。
 「僕が11才の頃、エレキギターは学校に持っていったら没収されるような扱いだった。それがメトロポリタン美術館に、ローマ帝国時代石像と並んで展示されるなんて、僕には夢としか思えない。」

 NY行きの前、この特別展がちょうど観れる情報を察知した店主はうれしさのあまり身悶えしてしました。


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 【ES350T ギブソン1958年製】
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・J・フォックス演じる主人公によってめちゃ弾きまくられたり、ボイジャーに搭載された地球外知的生命体向けのメッセージレコードに録音されたりしたスタンダード「ジョニー・B ・グッド」の強烈なイントロは、このエレキギターでチャック・ベリーが弾いたもの。
 まさに、ロックンロールの幕開けを飾った曲であり、ギターであります。
 

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 【D-18 マーチン1944年製】
 "King of Rock 'n' Roll"エルヴィス・プレスリーが、1955年メンフィス、サンスタジオでの伝説的セッションでリズムギターとして使用。
 歌心あれば、ギター心?もあり。
 実はかなり上手いらしいです。
 よく見ると、ボディに貼られたメタルステッカー「ELVIS」の「S」が剥落しております。

 
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 【ダウンビート4ピースドラムセット ルートヴィヒ・ドラムカンパニー1963年製】
 お馴染みのロゴ入りドラムキットの前で呆然自失で佇む店主。
 お馴染みといっても、当然古い写真や映像のなかでしか見たことがないわけで。
 「本物だぁ。」

 リンゴ・スターは、ロンドンにあったドラムシティ・ミュージックストアでこのキットを購入。
 バスドラムに描かれたBEATLESの「ドロップT」(Tだけちょっと下に長い)ロゴをデザインしたのは、ショップオーナーのアイバー・アービターなる人物です。
 つまり、史上最も有名なバンドの最も有名なロゴをデザインしたのが楽器店の一店主ということになります。
 あのギャルソンとのコラボブランド、「THE BEATLES COMME des GARCONS」でもずばりこのロゴ使いしてますもんね。
 これはすごいことであります。
 リンゴはこのキットを1963年から1964年までのヨーロッパ公演で使用しました。


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 【クラブ40 ホフナー1958年製】
 ドラムの隣に飾ってあった見かけたことがないこのギター。
 ジョージ・ハリスンがポールに誘われバンドに加入し、最初に購入したエレキギターです。
 ホフナー社といえば、ポールが使ったバイオリン型ベースで有名ですね。 
 ボディに書かれたサインは(メンバー4人分あるように見えますが)、ビートルズのロードマネージャー、二―ル・アスピナル(2008年NYにて死去)が代筆したものとのこと。
 彼はポールやジョージの幼少時代からの親友でした。


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 【”ブラッキー”(複合ストラトキャスター) フェンダー1956-57年製】
 ギターの神様が愛用したことで、世界で一番有名なギターとなりました。
 1970年のことです。ナッシュビルの楽器店で、ヴィンテージ・ストラトキャスターを格安で6本買ったエリック・クラプトン。
 3本は3人の友人にあげて、残り3本をギター職人テッド・ニューマン・ジョーンズに委託し、分解再編された1本がこの”ブラッキー”ということになります。
 ちなみに、ボディ1956年製、ネック1957年製といったように組み立て直しには選び抜かれた最良パーツを利用。
 愛称の由来は、ボディの色。今や鉄板の黒は、当時特注色だったらしいです。
 このギターに対するクラプトンのご執心は相当で、プライベートでも弾き続けていたため演奏に支障が出るほど摩耗してしまい、1985年老いた”ブラッキー”は引退ということになりました。

 今では信じられないことですが、ジミヘンがトレモロアームを折れよとばかりにぐいんぐいんいわしたビブラート奏法で登場してくるまで、ストラトキャスターは断トツ不人気。
 衝撃を受けたクラプトンも、ギブソンから乗り換えてストラトを使い始め(ただし、彼はアームを外した仕様を好みましたが)、ようやく世間の脚光を浴びるギターとなったわけです。
 一時生産中止を検討されたこともあったらしいので、今でこそフェンダー社の看板ギター、ストラトキャスターもこの二人が手にして弾くことがなかったら絶滅危惧種入りしていたかもしれません。

 さて、今後会場に足を運ぶかもしれないクラプトン・ファンの皆さん。
 ここチェックポイントです。
 ”ブラッキー”の6弦ペグ周辺の焦げ跡。
 昔の写真を見ると、クラプトンはここに吸いかけ煙草を刺したまま演奏してましたよね(93年頃にはもう禁煙に成功していたようですが)。
 当時、世界中の未成年の喫煙に少なからず影響を及ぼしていたであろうこの決め姿。
 ギターうまくもないのに若き日の店主もまねしたことありです。
 
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 METの「PLAY IT LOUD」。
 次回に続きます。







by arkku | 2019-08-09 08:09 | 雑記
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本日は早起きして、MoMAに来ました。
 毎月第一水曜日に行われている「クワイエット・モーニングス」というマインドフルネスプログラムに参加するためです。

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 このプログラムは2部制。
 第1部は「絵画鑑賞」。
 午前7時半からネット予約した入場者たちだけで一時間美術館を独占するという店主には夢のような計らいです。
 いくつかの画の前では思い思いに写生することができる特典も。


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 第2部は8時半から9時まで、中庭前の館内ホールで「集団メディテーション」。
 カジュアルな恰好の人がほとんどですが、出勤前のスーツ姿の人もいたりします。
 講師の指示に従って呼吸&ポーズ。結構本格的(だと思われます)。
 集団瞑想の後半は両隣みんなで手をつないで「エネルギー回し」をします。
 最後にお隣さんとハグしてセッション終了。
 初体験で30分という時間ではありましたが、終いの頃には自分がどこにいるのか忘れてしまうような感覚を覚えた店主でした。
 今、マインドフルネス・プログラムを導入する美術館や博物館が全米で急増中とのことです。
 絵画鑑賞と瞑想の親和性が良さげなのは想像に難くありませんが、NYのような都市のど真ん中で「心のエクササイズ」が体験できるということがなおさらなのです。


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  MoMAから、セントラルパーク横のミュージアム・マイルに移動。
 まずは、去年あまりの行列のすごさに入館をあきらめたメット・ブロイヤーからです。
 今のところ、NYで一番新しい美術館ということになります。
 といっても、ここは2014年までホイットニー美術館だった建物をリノベしたもの。
 所有権はダウンタウンに引っ越ししたホイットニー美術館が保持しているので、メトロポリタン美術館がモダンアートやコンテンポラリーアート用の分館としてレンタルしているそうです。
  

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 美術館の名前は、設計した建築家マルセル・ブロイヤーにちなんだものです。
 逆階段状の外観とポツンポツンとランダムに配された三角モチーフの窓が特徴。


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 ちなみに館内から見るとこんな感じ。
 窓自体が少ないので、遭遇するとはっとするというか、ほっとするというか。 
 

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 ブルックリンを出たのが早かったので、遅めの朝食。
 上階にブルーボトルコーヒーがあると聞いていたのですが、一年足らずで撤退してしまったようなので、地下のレストランでシナモンロールとビールを注文しました。
 たまたま選んだ最近こちらで人気のベルギー風サワービール。
 偶然にも、ブルックリンのアパートの目と鼻の先で造られているローカルビールでありました。
 この邂逅が、このあと当店に持ち帰るお土産につながるのですが。
 その件は、また後日。

 さて、このあとメトロポリタンの本館へ向かいます。





 


by arkku | 2019-08-07 08:07 | 雑記
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 アパートから徒歩5分。
 朝からひっきりなしにコーヒー・ラバーが訪れるDevocionです。
 レジの女の子に「時間かかるよ」と言われても、プアオーバーでやっぱり飲みたい。
 忙しくレジをさばきながら、合間にハンドドリップする彼女。
 ある意味神業。
 

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 ブルックリン美術館でちょうど開催中の「Frida Kahlo:Apearances Can Be Deceiving」を観に来ました。
 フリーダ・カーロはメキシコ民族芸術の第一人者であり、その情熱的な生き方ゆえラテンアメリカ女性の理想像ともされております。
 「私は私自身のミューズ」と言い切り200点近くの自画像を精力的に制作。
 一本眉毛とうっすら髭が印象的なこれらの自画像を思い起こす人も多いでしょう。
 民族衣装風ロングスカートを好んで着用したのは有名ですが、幼少期に患ったポリオのためにやせ細った片足を隠すためだったと言われています。
 NYにおける過去最大のフリーダ・カーロ回顧展となった本展。
 カラフルな私服はもちろん、病気に加え交通事故の後遺症のため、晩年足の切断を余儀なくされた彼女が愛用したブーツ付き義足や彩色されたコルセットまで網羅されていて、彼女の精神的、肉体的重苦が伝わってくる展示でありました。


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 ブルックリン美術館から、北上してダウンタウンにきました。
 日本でもメニューアップしている店が増えてきましたが、こちらCoffee Projectは、ナイトロ・コールド・ブリューのセットものが売り。
 ナイトロ、つまり窒素。
 これを、水出しコーヒーとアイスラテに注入して生ビールのごとくクリーミーな泡とともにいただく。
 他にも、エスプレッソ、ミルク、通常ラテが三つのグラスで提供される分解ラテなる変わり種があったり、最新抽出マシーン、スチームパンクを導入するなど他店との差別化に注力しているカフェです。
 聞けば、オーナーはマレーシア出身。
 後発なれど、アイディア勝負するアジア人的気概が伝わってきます。

 
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 ブルックリンでは、流行に敏感な人種の移動現象が絶えず起きております。
 いわゆる、ジェントリフィケーション(Gentrification. 都市において、比較的低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、結果、地価が高騰すること。)です。
 ヒップな人種が増えると、その地域の人気が高まります。
 それにつれて、比較的豊かな人々が流入してくると、家賃相場が急激に上がり、比較的低所得ながらヒップな感性を持つ人々は、自分の首を絞める形で引っ越しせざるを得なくなります。
 たとえばウィリアムズバーグは、もはやマンハッタンを凌ぐ家賃を払わなければ住めない物件も出現しております。
 嫌気がさした若者たちは、ブッシュウィックやゴワナス、レッドフックなどブッルクリンの中下層地域にどんどん流れていくというわけです。
 しかしながら、数年後には、これら地域も第2、第3のウィリアムズバーグになる可能性は高いでしょう。
 
 ダウンタウンからさらに北上して、ウィリアムズバーグの隣のエリア、そんなブッシュウィックまで戻ってきました。
 お目当てはロベルタス。
 最近では一番お気に入りのピザ屋さんです。
 定番マルゲリータが旨いのは当然として、本日の星三つはシーザーサラダ。
 写真では、わかりずらいでしょうが、隠し味にフレッシュミントを効かせております。
 お決まりのシーザーサラダを大人味に劇的に引き上げるハーブの力ってすごい。
  
 食材の自給自足を経営理念に上げているロベルタスだけあって、入り口横や裏庭でハーブを各種栽培しております。
 関心ありげに見ていたら、たまたま採取していたスタッフのお姉さんに声かけられました。
 「要る?」
 「ツーリストだから」って遠慮申し上げましたが、店主はちょっとうれしかった。
 今日もまた、シーザーサラダに使うミントをお姉さん摘んでることでしょう。
 
  
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 ブッシュイックの倉庫街にポツンとあるロースタリーカフェ、City of Saints。
 ここの豆は、ブレンドにみるべきものがあります。
 店主も一時は、シングルオリジン以外は豆に非ずと、ブレンドには目を向けておりませんでしたが、こちらの豆を試してから認識が一変。
 無難にまとめて万人受けを目指すのではなく、国と国、地域と地域それぞれ突出した豆の個性を喧嘩させて野趣を助長するブレンド創りには感銘いたします。
 「グッド・チョイス」
 店主が買い上げた銘柄を見て、焙煎師のおにいさんが声をかけていきました。
 Saintsで買い付けたグッド・チョイスなブレンドを是非当店でご賞味を。
 
 4日目終了です。





 

by arkku | 2019-07-30 07:30 | 雑記
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 電線にシューズがぶら下がっております。
 実は、ブルックリンでは結構目にする光景。
 誰かがふざけて始めたことを真似する模倣犯が後を絶たないためらしいのですが、悪ふざけにしても結構労力使うでしょうに。
 よく見ると、ぬいぐるみも。

 
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 一日を始める朝の一杯。
 カフェ、Batlerはアパートから5分ほどのよころに。
 目線より高いところに大鉢でグリーンを飾る空間づくりは、NYの飲食店やブティックで最近顕著です。
 

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 マンハッタンに移動。
 用事を済ませ、ソーホーをうろうろした後、チャイナタウンでお昼。
 あるとつい頼んでしまうのが雲吞麺です。
 Great NY Noodletownの海老雲吞の食感が伝わるようなこのビジュアル!
 
 
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 NYの八重桜。
 この頃ブルックリンでは、どこかの大きな公園で、有料!の桜祭りやってたはず。
 

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 こちらのロースタリーカフェで豆の買付は初めて。
 La Corombe ソーホー店です。
 ハイエンドコーヒーを売りにしているところは、コーヒー豆本来の個性を伝えるために浅煎り中心の品揃えが多いのですが、こちらは中煎りや深煎りも積極的に展開していて銘柄数が圧倒的であります。
 ただ、ストレートコーヒーはマシーンドリップでのみ提供。
 これは他の店にもみられる傾向ですが、次から次へと訪れるお客さんをさばくのに、ハンドドリップでは非効率過ぎるということなのでしょう。
 また、「抽出法を問わずおいしいコーヒーが淹れられる」という自店の豆に対する自信の表れともとれます。
 
 
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 NYを初めて訪れたとき、Sweet Basilでアーチ―・シェップを、Bottom Lineでマックス・ローチを観ました。
 今はなきこの二つの名店でのライブは依然忘れがたく、店主にとってジャズという音楽の原体験ともいえます。(ちなみに、第一線は退いてはいるももの、この二人のジャズメンはご健在。)
 当時はネット予約などあろうはずもなく、Village Voiceで目ぼしいライブアクトを探し当て、店にはせ参じてたまたま観れたというおおらかなものでした。(Village VoiceはNYの無料エンタメ情報新聞、去年廃刊。)

 今時、そんなジャズ・クラブないだろう思っていたら、探してみるもんです。
 入店は早いもの順、チャージは20ドル、あとは最低ワンドリンクでOK!
 そんな破格の条件でNY最新ジャズが楽しめるのが、グリニッジビレッジにあるSmalls。
 今夜のファーストアクトはAri Hoenig Quartet。
 バンドリーダーがドラマーの白人カルテットです。
 ちんたら移動していて、開演待ちの行列の最後尾についたのが30分前。
 100人ほどのキャパしかないので心配でしたが、ぎりぎりセーフ。
 7時半の回の入店が叶わなかったら、10時半のセットまで待たなければならなかったのでラッキーでした。


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 ライブの後ブルックリンに戻る前に、地下鉄の駅のそばのダイナーに寄りました。
 4月下旬のNYの夜は結構冷え込むのです。
 温かいドリンクと小腹を満たす深夜のホットケーキを。

 結局、これが夕飯代わりになりました。
 そして、何気なく入ったこのダイナーが、店主にある追想を呼び起こすお店だったことが後日判明いたします。
 
 3日目終了。







by arkku | 2019-07-27 07:27 | 雑記
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 宿があるブルックリンの最寄駅から、イーストリバーの下をくぐった一駅先がもうマンハッタン。
 その利便性ゆえこのウィリアムズバーグ地区の不動産価格が青天井状態なのは致し方ないところ。
 実は、至極便利なこの地下鉄駅(Bedford Av)が、数年前のハリケーンで被害を被ったトンネル補修のため工事中なのです。
 しかも、店主がNYに着いた昨日土曜が工事開始日というなんとも運の悪い巡り合わせ。
 まあ、片側上り下り交互でも動いてるだけまだましですが、さすがに待ち時間がもったいないので、以後他の駅を使う羽目になりました。

 
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 さて、日曜の朝っぱらからどこに出かけたかというと、行先はハーレム。
 初めてNYを訪れた80年代の頃は、ハーレムはおっかないところでした。
 近年、白人富裕層が移り住み高級住宅エリアが出現するほど治安が改善されたと聞きます。
 今回は10連休。けっこう時間もある。
 ハーレムでゴスペル体験してみたいという念願を叶える絶好の機会であります。
 

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 Bethel Gospel Assemblyは朝10時15分より日曜礼拝を行っているハーレムにある教会。
 教会は他にもいくつかあるのですが、服装やカメラ撮影が制限されていたり、礼拝参列者と観光客の席を分けているところなんかもあるようです。
 その点こちらは、外部の人間にとてもオープンで親しみやすい印象でした。
 入口に着くと係の人に、「英語?フランス語?」と、どちらの礼拝を選ぶか聞かれます。
 予想外の質問に戸惑いましたが、ちょっと興味をひかれたのでここは敢えて、フランス語を選択。
 つまりは、ふたつのホールで英語とフランス語の礼拝を同時に執り行っているらしいのです。
 ちょっと調べてみると、アフリカ諸国の半分近くが実は旧フランス領。
 当然、公用語はフランス語。
 ハーレムにある教会は、アフリカ系アメリカ人のコミュニティーという側面もあるので、旧フランス領出身の移民が増えていく過程のなかでできた配慮かもしれません。
 
 
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 この教会では、グループ単位でゴスペルが披露されます。
 つまり、参列者たちが登壇してゴスペルを歌い、降壇して再び参列に戻るというわけです。
 男性グループ、女性グループ、混合グループ、バンドスタイルのグループ。
 入れ替わり立ち代わり、様々な一団がお披露目するフレンチ・ゴスペル?は多様性に富んでいて、ちょっとしたワールド・ミュージック・フェスの趣き。
 あくまでも宗教儀式の一端ではありますが、店主には、貴重で感動的な音楽体験となりました。


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 日本人は他に皆無。
 ゴスペルだけ聞いて退席するヨーロッパからの白人観光客が多い中、日曜礼拝の全体像がもう少し観たかった店主はねばって終盤まで居残っておりました。
 そんなわけで、教会を出た頃にはすっかりお昼をまわってしまい、お目当てのレストランはどこも長蛇の列。
 せっかくハーレムまで来たわけですから、地元のソウルフードを食べてみたい。
 探しに探して、比較的待ち時間が少なそうなお店発見。
 Corner Social。
 洗練され過ぎの感はありますが、一応フライドチキン&ワッフルにありつけました。
 こんな甘じょっぱい組み合わせもハーレム名物のうち。


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  ハーレムを後にして、マンハッタンをミッドタウンまで南下してきました。
 そこで、近年雑誌で特集が組まれたり、ドキュメンタリー映画がつくられたり、ブランド再評価の高まりをみせるティファニー本店を覗いてみました。
 店主はここ、○十年振り。
 入り口近くにあったシルバー・コーナーに日本人が大勢群がっていた頃以来です。

 一階の壁の片隅に、「ティファニーで朝食を」でのオードリー・ヘップバーンの映画スチールと、1987年に創業150周年を迎えたティファニーへのお祝いを伝える彼女の手紙が飾られておりました。
 希代の名女優と老舗ハイジュエラーの関係性が伺えるこじんまり目立たない展示。
 店主は、逆に「相思相愛」を強く感じてしまいました。


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 ブルックリンに戻ってきました。
 アパートに戻る前に、トップライトとグリーンウォールが印象的なロースタリーカフェ、Devocionでコーヒーを。
 このお店ではコロンビアの豆しか扱いません。
 せいぜい国単位でくくってコーヒーの好みを語っていた店主には、焙煎加減、地域特性で個性的な顔をのぞかせるこの店の「いろいろなコロンビア」は衝撃的でありました。
 豆の鮮度がまた常識外で、かなり端折っていうと、現地でハンドピックされた豆が、空輸、店内焙煎を経てお客に飲まれるまでの工程を10日で完結。
 究極の"Farm to Table"だと思います。


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 本日の夕飯。
 ミッドタウンの屋台で買っておいたチキンオーバーライスです。(黒っぽいのは羊肉。)
 近所のデリで見つけた6本パックのバドは破格値でした。
 おすすめですが、飲み口の土埃は良くふいてください。
 否応なしに汚れています。
 
 2日目終了。
 おやすみなさい。





 

by arkku | 2019-07-25 07:25 | 雑記
 いやー、我ながら筆が遅すぎです。
 気が付けば早7月。
 実は今年もニューヨークに行っておりました。
 遡ることGWのことになります。


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 再び、懐かしいこの扉の前に参りました。
 ここ数年、NYに来るたびお世話になってるブルックリンにあるレンタルアパートです。

 
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 今回はGWをフルに使って、こちらに8連泊することになります。


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 アパートから徒歩10分。
 去年までは極寒の1、2月にNYを訪れていたので、その時期は野外開催していない「スモウガスバーグ」に早速出かけてみました。
 ここブルックリンのウィリアムバーグで毎週土曜に開かれている大人気の屋台村イベントなのですが、一通り様子を伺ってはみたものの食指が動くお店がなんとも見当たらない。
 ここでもまれて、マンハッタンやブルックリンの路面店にステップアップするタフなお店が以前は結構あったはずなのですが...。
 なんというか、既存のお店に行けばありつけそうなプレートが多かった気が。
 観光客のものすごい数にも閉口してしまい、残念ながら長居は無用と予定変更です。


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 「スモウガスバーグ」の会場から15分ほど。
 雑貨屋やら洋服屋をひやかし歩いてやってきたのは「ベスト・ピザ」。
 味に自信がないと決してつけられない店名のこちらは、ウィリアムバーグの隣のエリア、ブシュイックにあるピザの名店「ロベルタス」出身の職人さんが始めたお店です。
 味が保証済みの上、スライス買いできる気軽さが受けて、ウィリアムズバーグの人気店に即なりました。


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 シンプルなトッピングのピザが3種類ほど。
 この潔さが、味自慢を物語ります。
 ビールは会計後、店内の冷蔵ケースからセルフサービス。


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 さて、夜はどうしたかというと、これが夕飯代わり。
 近所のスーパー「ホールフーズ」で買ってきた、オリーブ、ポテチ、スモークサーモン、ビール。
 スモークサーモンはウィリアムズバーグにあるスモーク・フィッシュの工場「アクメ」製。
 やっぱり美味でした。
 
 初日、あっさりと終了です。





 

 

by arkku | 2019-07-22 07:22 | 雑記
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 ついにNY最終日です。
 初日の夜に訪れた「デボシオン」へモーニングしにきました。
 コロンビアに特化したスペシャリティ・コーヒーと、大きな天窓から降り注ぐ陽の光が他では味わえないこちらの売り。
 あいにくの曇り空でしたが、戸外にいるような解放感はやはり格別。

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 ミック・ジャガー似の女の子とお父さん。
 コーヒーがとりなす朝の風景。

 初日にもいた赤いキャップのお店の男子としばし会話。
 一見脱力系ですが、淹れるコーヒーは切れ味鋭い彼。
 「ドリップするとこ見てていい?」
 「いいよ。」
 「ぼくも東京の店でコーヒー淹れてる。」
 「ふ~ん。ドリップで?」
 「ときどきね。」
 「ふ~ん。」
 会話も脱力気味でしたが、いいやつでした。



 
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 帰国の便は午後4時半。
 まだ余裕があるので、ブルックリンのダウンタウンに買いそびれていたお土産を求めて来ました。
 この辺りには、大手アパレルのアウトレット・ショップがいくつかあります。
 朝から特別寒いなと思っていたら、今回初の降雪。
 歩道には白いつぶつぶが一面撒かれていました。
 青森でもよく見かけるこのつぶつぶの正体は、塩化カルシウムの融雪剤。

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 今回のNY滞在における移動手段で画期的だったもの。
 それが、ウーバーです。
 以下その主な利点。

 イエローキャブより安い。
 スマホで配車予約可能。
 キャッシュレスでチップも不要。
 ドライバーの評価制度があるので運転が丁寧。
 
 待ち時間が分かるため立ちっぱなしで待つ必要がなく、こんな雪の日にはなおさら重宝です。
 ほどなく現れたウーバーに興奮気味に駆け寄る店主たち。

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 初ウーバーです。
 自家用車ですが、イエローキャブ同様にNY市の車両審査が必要なので安全面も担保。
 ちょっとした段差で車が揺れても、ドライバーさんは「ソーリー」を繰り返し、丁寧な運転は噂通りでありました。
 初日に見舞われたイエローキャブの小事件が遠い昔のよう。
 呼ぶ時点で入力済なので、ドライバーは行先を間違えようがないのです。
 あっけないくらいイージーです、ウーバー。




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 NYで最後に食事するお店は、今回一番感銘を受けたレストラン「ダイナー」にしました。
 ダウンタウンから地下鉄を乗り継いでくるより、半分の時間で着いてしまったウーバー。
 雪囲いの中のドア前で、5分ほど11時開店を待つことに。

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 若き頃、アメリカのダイナー(食堂車を改造した簡易食堂)文化を知って以来、ずっと憧れていた風景があっけなく目の前に。
 NYでもほとんど見かけなくなったといいますが、店名通り、これぞ、ダイナーです。
 
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 注文をとりにきたおねえさんが、テーブルクロスにメニューを書きながら説明してくれます。
 「ダイナー」の素晴らしさはいろいろあると思いますが、最もお金をかけずに、最も効果的にお客との意思伝達がはかれる手段になっているのがこれ。

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 相変わらずのボリューム。

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 雪のブルックリンに現れた謎の怪人!
 小一時間ほどいた間、入店客は店主たちだけ。
 さすがに時間を持て余したのか、厨房から出てきたシェフが店の前の歩道で小芝居しているところです。
 仮面はハロウィンのときにでも使ったものでしょうか。
 店の中から見ていた女性スタッフはバカうけ。




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 店から出ると、結構降った模様の雪。
 売り家、おいくらなんでしょう?

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 時間の許す限りアパート周辺を最後の探索。

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 最後の最後に買い物をしたのがこちらのお店。
 スーツケースの重量オーバーが脳裏を過りましたが、太い刺繍が施されたビンテージファブリック使いのクッションを2個買ってしまいました。
 カジュアル過ぎないところがお気に入りのブルックリンっぽいこのクッション。
 カフェですっかり活躍中。




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 名残惜しいアパートの真ん前から、JFKへ。
 もちろん、ウーバーに来てもらいました。

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 「NYに住んでみる」
 こんな夢のお試し編に、今回の旅は少しはなったかな?
 何度か訪れた過去の記憶をたどっても、一番楽しかったのは間違いないので。
 次の旅は他の街へって思うこともありますが、また来てしまいそうな気が。
 さて、どうなる。
 
 店主のNY滞在記、おしまいです。






by arkku | 2017-03-07 03:07 | 雑記
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 朝から、ちょっとヘビーですが、夕飯の残りのチキンオーバーライスを。
 何回トライしても一回で完食できた試しがない強者です。

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 5日足らずとはいえ、生活感って出てくるものですね。
 乱雑なだけともいえますが。

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 可燃ごみ出してみました。
 資源ごみの日もあるようですが、その前に帰国してしまいます。




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 アパートから2分。
 「ブラック・ブリック」というお店です。
 平日は朝7時からオープンしてます。
 このカフェは、通りがかるといつも、いい感じに賑わっているのが見受けられて気になっておりました。
 
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 コーヒーを求めて来店する常連さんを、ゆるく会話を挟みつつさばくタトゥーのお兄さん。
 ひっきりなしというわけでもないけれど、途切れることのない朝の来客。
 ローカルに愛されているのが伝わってくる風景であります。

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 あちこち上手に質らわれた古い調度。
 東京でブルックリン風を謳うお店が必ず取り入れるのが、壁に古レンガですよね。
 店の奥には夏場気持ちよさそうな中庭に通じるドアが。
 そこには、「中庭で、パソコン、アイパッド厳禁」の張り紙。
 
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 「Featured Drip」の2$サイズ。
 呼び物のドリップといったところでしょうか。
 待たずに飲めるドリップ済みのコーヒーです。
 本日はグアテマラ。
 これを注文するお客さん多し。




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 バスに乗って、グリーンポイントの中古アナログレコード屋さん「レコード・グローチ」に。
 「レッド・ツェッペリン Ⅱ」の日本盤LPなんか売ってたりします。(ピーター・バラカンさん風には、レッド・ゼぺリンですね。)
 店主は、先日来店した際見かけた中古の音楽カセットテープが気になって再訪です。
 結局、ニール・ヤングやらライ・クーダーやら渋めを6、7本漁ってきました。
 昨今のアメリカにおけるアナログもの人気に、店主も煽られているようで。
 写真は、この店の招き犬。




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 お昼は、ウィリアムズバーグへとんぼ返りして、サンドイッチショップ「ソルティー」に。
 サンドイッチといっても侮ってはいけません。
 この鰯や卵なんかの具材をどかっと挟み込んだフォカッチャサンドをご覧あれ。
 店名の如く、最初は表面の粒塩が強い塩気を感じさせるのですが、これがだんだん後引くアクセントに。
 こちらも、先日行ったグリーンポイントの「グラッセリー」も、ブルックリンの食文化の大立者アンドリュー・ターロウ氏の息のかかったレストランの元スタッフが始めたお店だそうです。
 食についての思想を受け継ぎながら、その精神に基づいた次世代のお店が増えていく図式は、やはり数々の卒業生を送り出しているバークレーの「シェ・パニーズ」のオーナー、アリス・ウォーターズの発想を思わせます。

 

 
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 「ソルティ―」から3ブロックほど北の住宅街にぽつんとある「ベスト・ピザ」
 本格的な釜で焼き上げるいわゆるグルメ・ピザの店でありながら、気軽にスライス売りをしてくれるのが人気です。
 お昼遅めにボリューミーなサンドイッチをいただいたので、テイクアウトしておいて夜は軽めにすましてしまおうという目論みです。




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 いったんアパートに戻って荷を下ろし、一息つく間もなくまた街へ。
 徒歩4分。「メゾン・プルミエ」。
 ここは、店主のような牡蠣好きにとって天国のような場所。
 午後4時から7時までのハッピーアワーは、十数種類ある牡蠣がすべて1ドル!
 回転ずしよろしく、オイスターリストに食べたい数を書き込み注文するシステムなので、品種や産地の知識がなくても大丈夫。
 一巡目は当てずっぽうでオーダーしておいて、二巡目はおいしかったものを再オーダーします。

 店主たちが通されたカウンター内では、矢継ぎ早に入る注文に、牡蠣をさばく係の男性が一人で奮闘中でして。
 「どれだ、どれだ?」「OK、これだ。」
 品数は多いは見かけは一緒だは、探すのも一苦労のようで、彼はずーっとぶつぶつ独り言(もちろん英語で)を言いながら作業をしておるのです。
 他人事とはいえ、見てる店主も心のなかでつい声をかけてしまうのでした。
 「頑張ってー、頑張ってー。」




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 夕飯は、お約束通り「ベスト・ピザ」のチーズスライスとホワイトスライス。
 レンチンして温めましたが、やはり焼きたての味には及ばないでしょうね。
 とはいえ、牡蠣を満喫しご機嫌の店主。
 細かいことは言わない、言わない。




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 まだまだ眠れないNY最後の夜。
 またまた、街にくり出し今度は映画館へ。
 NYへ来る直前耳にした、渋谷陽一氏のラジオ番組で取り上げられていた映画がどうしても観たかったからであります。

 それは、なんといまどき、オリジナルのミュージカル映画だという。
 つまり、ブロードウェイのヒット・ミュージカルの焼き直しではなく、リスキーにも書き下ろしであるということ。
 店主は、同じく書き下ろしでミュージカル仕立てのラブストーリー、コッポラの「ワン・フロム・ザ・ハート」を思い起こしました。
 個人的には大好きなミュージカル映画ではあるけれど、あれは興行的に大コケして、コッポラを破産に追い込みました。
 1982年のことであります。
 あれから35年。
 全米で話題沸騰の「ラ・ラ・ランド」とはどんな映画なんでしょう。
 
 ネット予約もできたみたいですが、券売機でチケット購入。
 座席指定も同時にできました。
 
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 街歩きしている途中で見かけた映画館はウィリアムズバーグだけでも3軒ほどありました。
 アメリカでも、映画人口は往時からすればかなり減っているとのことですが、日本ほどの状況ではなさそうです。
 こちらの映画館は内装はレトロ基調ですが、いわゆるシネコンスタイル。
 店主たちのチケットは9時45分の最終上映です。
 (今にして思えば「ムーンライト」も別スクリーンで10時15分からかかっていたんですね。このとき、アカデミー賞の授賞式でのあのハプニングを誰が予想できたでしょう。)
  
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 映画を観る前、観た後使えるカウンターバー。
 便利だし、何とも意気です。

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 上映ルームに入って驚いたのは、座席の造り。
 前にメニュースタンド付きのテーブルがついております。
 おねえさんがやってきて説明してくれました。
 欲しいものをオーダー用紙に書いて置いておくと、それと引き換えに注文の品を席まで持ってきてくれる仕組み。
 膝元がライトアップされているので、暗転後の追加も難なくできます。
 ラストオーダーの時刻が決まっていて、お会計は映画上映中にすませて後は帰るだけ。
 ドリンク中心のメニューですが、軽い食事もありました。
 後でわかったのですが、ブルックリンでは、上映前、上映中に飲食ができる映画館が増えているようです。
 テーブルがある分、座席の間隔にゆとりがあるので、大スクリーンを共有して観る醍醐味に加えて、自宅にいるようなまったり感も味わえます。
 冷たいビールと熱々のフレンチフライ。
 そして、いい映画があれば、これは言うことなしのひとときでしょう。
  
 
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 とにかく、監督のデイミアン・チャゼルのミュージカル映画愛は、強烈であります。
 32歳という年齢を考えると、ある時期往年のミュージカル映画に相当のめり込んで、かつ咀嚼した人なんだろうなと想像します。
 オープニングのハイウェイでの主題曲「アナザー・ディ・オブ・サン」にのせて繰り広げられるダンスシーンを観て、「ロシュフォールの恋人たち」の冒頭を思い起こした映画通も多かったと思います。
 小気味いい楽曲と自動車絡みの群舞。そして、縦横無尽なカメラワーク。
 まさに、このジャック・ドゥミ監督の傑作ミュージカル映画へのオマージュ。
 
 オマージュはまだまだ散りばめられております。
 ロスの街を見下ろす高台の公園でワルツを踊るミアとセブ。
 フルートが印象的な「プラネタリウム」に合わせた二人のしっとりした円舞は、本作中白眉のダンスシーンでしょう。
 街の向こうにには、ピンクとパープルのグラデーションに染まった朝焼けに浮かびあがる丘陵の黒いシルエット。
 店主は「ワン・フロム・ザ・ハート」でナスターシャ・キンスキーが綱渡りするシーンの背景をそこに観たように思いました。
 涙ぽろぽろ。
 若き映画人は、実験的な試みに挑んで敗れ去った先人をしっかり見ていて、しかも落とし前をつけてあげるような名シーンを創り上げていて...。
 コッポラが観たらどう思ったでしょう。
 「俺がやりたかったのはこれだったんだ」でしょうか。
 「ずるいぞ」でしょうか。

 本作は、唐突に歌い踊り始める意味わかんない映画っていうミュージカルに対する大方の先入観を異ならした映画になったと思います。
 強い意志をもって切り開けることもあれば、思いだけではどうにもままならないのも人生という普遍的なストーリーが、楽曲、ダンスといい関係性で寄り添ってる感じ。
 いろんな思いが巡って、忘れられない夜とはまさにこの夜。
 そして、大切な映画がまたひとつ増えた夜でした。

 NYの五日目終了です。






by arkku | 2017-03-06 03:06 | 雑記
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 朝飯代わりに、昨日買っておいた「オーブンリ―」の甘じょっぱい定番チョコクッキーを。




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 本日は日曜。
 ウィリアムズバーグから少し遠出して、ブルックリンの南側エリアにあるCortelyou Road駅に来ました。
 わざわざ行く価値ありと評判の「ファーム・オン・アダリー」の週末限定ブランチ狙いであります。
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 天空率が高いブルックリンの郊外。
 天気のいいこんな日はなおさら気分が晴れやかに。
 これも来ないとわからなかったNYの一面。
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 ブランチが始まる10時半入店が理想でしたが、着いたのは11時半。
 すでにウェイティングが数組いて30分ほど待つことになったのですが、その後も間断なく訪れる来店客。
 一足遅かったら1時間は待つハメになったかもしれません。
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 東京にも専門店ができたりしてますが、こちら名物のベルギーフレンチフライ。
 黄色いソースはニューヨーカーにバカうけ、カレーマヨ。
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 昨今のNYの人気レストランの共通項。 
 食材は、近隣の農家から届けられるオーガニックもの。
 スタイルは、イタリアン、フレンチ、和風などをベースとしながらも自由な発想でミックスしてしまうニューアメリカン。
 「ファーム・オン・アダリー」も御多分に漏れません。
 サラダ仕立ての自家製コンビーフ。
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 お会計票の上にのっかってきたお馬。
 お店はお土産用に何種類も動物シリーズを用意しているようです。
 ここの常連さんが、部屋の一角に動物園のジオラマの如くいっぱい並べているのを想像する店主。
 料理も雰囲気もサービスも自然と笑みがこぼれるような良店であります。




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 ブルックリン郊外から地下鉄を乗り継いで一気にミッドタウンへ。
 NY4日目の午後にして、ようやくマンハッタンに足を踏み入れました。
 いわゆるミュージアム・マイル(博物館や美術館が集中している5番街の82丁目から105丁目約1マイルの沿道のこと)を詣でるためです。
 NYに来るたび付き合わされる嫁さんは食傷気味でしょうが、店主にとっては心を洗う巡礼みたいなものですから、これは外せません。

 そんな高尚なことを言っておきながら、夕飯用に6番街の屋台飯屋で好物のチキンオーバーライスを買ってしまう店主。


 
 

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 ミュージアム・マイルからは少々南に外れますが、70丁目、フリック・コレクションからいつも店主は美の巡礼を始めます。
 フェルメールの3点はもちろんですが、去年貸し出されていて拝めなかったアングルの「ドーソンヴィル伯爵夫人の肖像」にも無事再会。
 この豪奢な邸宅美術館にはいつでも贅沢な時間がずーっと流れております。
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 5番街から一本東寄りのマジソン・アベニュー75丁目。
 やはり、ミュージアム・マイルからはちょっと外れるのですが、美術ファン大注目の新顔がこちら、メット・ブロイヤー。
 もともとは、ミートパッキングに引っ越ししたホイットニー美術館だった建物です。
 メットの分館として、コンテンポラリー美術部門を移管して去年3月にオープン
 階段状に突き出したユニークなデザインの生みの親、モダン建築の巨匠マルセル・ブロイヤーに敬意を表しての命名というわけですね。
 今回一番訪れたかった館ですが、メットの当日入場券でこちらも入館できるとあって、すさまじい長蛇の列に泣く泣く断念。
 次回のお楽しみに。
 
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 82丁目まで北上して、メットこと、メトロポリタン美術館に。
 今回は滞在時間がタイトだったので、ドネーション(寄付)制を利用させてもらって格安料金で入れてもらいました。
 実際、フェルメールとカラバッジョの部屋を観て、館の奥の奥で人目を避けるように飾られたアングルの「ドブロリ公爵夫人」を拝見すると、もう館をあとにせざるを得ない感じでしたから。
 広すぎて毎回迷ってしまうメットですが、今更ながらインフォメーションのありがたみを痛感。
 館内マップに丸印をつけて展示場所を丁寧に教えてくれた係のおば様に感謝です。
 
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 さらに北上して86丁目、ノイエ・ガレリエ。
 恥ずかしながら、NYに来る直前に観た『黄金のアデーレ 名画の帰還』でクリムトの金の時代の傑作「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」がこの地にあることを知りました。
 映画は、ナチスに略奪されたのを契機に、第二次世界大戦後も長らくウィーンのオーストリア・ギャラリーに留まっていた本作を、アメリカ在住の正当な相続人であるマリア・アルトマンが、法廷闘争の末に所有権を認められるという実話でしたが、2006年、ノイエのオーナーが本作を当時の最高額でもって獲得、以来、こちらのギャラリーの目玉として現在に至っております。
 実は店主、学生時代にウィーンを訪れ本作を観ておりましたが、紆余曲折の末にNYに渡っていたとは露知らず、思いがけない再会はうれしい限り。
 ところで、館内に入るとチケット売り場が見当たりません。
 小さい館なので見つけられないはずなないのですが。
 二階かしらと、階段を上ってみるとそのまま室内に入ってしまい、ふと見上げると、そこに当の「アデーレ」があるではありませんか!
 そして、展示ルームはここ一室だけ。
 どうやら展示作品の模様替えの最中だったらしく、入場料は心付けでよかったようであります。(「アデーレ」の取引条件のひとつが常時展示だったことを帰国後知りました。)
 店主たちは、受付を見過ごし、どうどうとスルーしてしまった模様。
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「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」
グスタフ・クリムト 1907年
カンバスに油彩、銀箔、金箔 138㎝×138㎝ 
ノイエ・ガレリエ、ニューヨーク

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 シーレやココシュカは観れなかったけど、まぁ、ともかく「アデーレ」はあったし、多少後ろめたくもタダだったし、館内にあるウィーン風カフェを忠実に再現した「ザバスキー」で一休み。
 迷わずウィンナーコーヒーと、
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 定番ザッハトルテを注文すると店主すっかり虚脱。
 88丁目のグッケンハイム美術館は目と鼻の先なのですが、閉館時間も迫っておりこちらもあえなく断念。
 ミュージアム・マイル制覇は次回に持ち越しであります。





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 ウィリアムズバーグに帰ってきました。 
 ブランチが豪勢だったので、夜はB級ですませましょう。
 ミッドタウンで買ったチキンオーバーライスです。
 店主は、チキンとラムのコンビにしました。
 何といっても匂いがきついので、ミュージアム・マイルを持ち歩く際はジップロックで封印する気の使いようで持ち帰った代物。
 
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 ビールが空いちゃったので、レッドフックで購入したバーボンをお先に少し。
 NY郊外の閉鎖鉱山に溜まっていたミネラルたっぷりの石灰水と、有機栽培されたトウモロコシと麦を使った究極のブルックリン産バーボンです。
 8年ものですが、より年数を重ねたようなまろやかさを感じました。
 国際的なウィスキー品評会で最高賞をとったとか、「GQ」誌でベストバーボンに選ばれたとかいう情報にも後押しされた感想ですが...。
 おいしさは保証しますので、「正真正銘NY生まれのクラフトバーボン」を味わって遠くブルックリンに思いを馳せたい人は、是非当店でお試しを。

 
 4日目の夜も更けて報告終了であります。  






by arkku | 2017-03-01 03:01 | 雑記
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 朝です。
 あれもこれも食べたいNY。
 普段は抜いてる朝ごはんですが、食習慣を変えてでも食べたいものがいろいろ。
 で、昨日「バケリ」で購入済みのブリオッシュと、グリーンポイント探策の際立ち寄った「オーブンリー」のスコーンを。
 「オーブンリー」は、NYの甘じょっぱい焼き菓子流行りの火付け役らしいです。
 それにしても、「パーラー・コーヒー」の包装のかわいらしいこと。




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 今回は、行動範囲がブルックリン中心だし、マンハッタンへ行く用事もさほどなさそうだったので迷いましたが、結局1週間乗り放題のメトロカードを買いました。(実はこの先使いまくるわけになるのですが。)
 本日の当初予定。
 ウィリアムズバーグ → ダウンタウン → レッドフック → ウィリアムズバーグ → グリーンポイント → ウィリアムズバーグ。
 レッドフックにはお酒を仕入れに行こうということでしたから、ボトルの重さも考えて、まずはダウンタウンを目指したのですが...。
 あれあれ、逆方向だ。異変に気付いたころには、店主たちを乗せて走る地下鉄はダウンタウンからどんどん遠ざかっている最中でして。
 ブルックリンのローカル線内に、同じ駅名がふたつあったため、あっさり間違えてしまったのでした。
 仕方がないので、比較的近いところまで来ていたレッドフックを先回しに。




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 レッド・フック地区は、ベイエリアというと聞こえはいいですが、正直閑散とした港町であります。
 街を歩いていると、目立つのが「FOR SALE」の看板。日本風に言うと、シャッター通り的な感じでしょうか。
 店主は思いました。「家賃安そう。でも、治安悪そう。」
 ところが、最近地元NYのオーガニック・スーパー「フェアウェイ」がこの地区に出店を果たしてから様相が変わりつつあるようで。
 実際、面白そうなお店のオープンが続いていて、新しい注目スポットに浮上するのも遠い日ではなさそうです。



 
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 「ウッデン・スリーパーズ」。
 駅から遠く小さいお店ですが、じっくりチェックしに再訪したいと思わせる、センスがいいヴィンテージ・セレクト・ショップでした。
 古き良きアメリカを感じさせるかわいいマグカップが入手でいました。(後日販売予定)

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 「ザ・レッド・フック・ワイナリー」。
 ここがNY?
 海辺に佇む倉庫の扉を開けると...。
 実は、ブルックリンにはワイナリーもあるんです。
 しかも、NY州全体でいうと全米で3番目の生産地になるんだとか。
 こちらのワイナリーでは、ブルックリンからほど近いロングアイランドの葡萄を使かってます。
 拙い英語に付き合って、いろいろ試飲させてくれたお姉さんに感謝であります。
 赤、白ボトルをそれぞれ選んできました。(近日メニューアップ)

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 「カカオ・プリエト」。
 こちらのオーナーは変わり種で、発明家であり、宇宙航空エンジニアという肩書の持ち主。
 メイド・イン・ブルックリンのラム酒やウィスキーがあると聞いてやって来ました。 
 オーガニック栽培のトウモロコシや麦と、NY郊外の閉鎖鉱山で汲み上げられたミネラルウォーターから醸造したというお薦めのバーボンを購入。
 その鉱山の名前を冠した「ウィドウ・ジェーン」という銘柄です。(近日メニュ―アップ)  
 
 



 ブルックリンでは、夏場「ブルックリン・フリー」というフリマと、「スモウガスバーグ」という”食”のフリマが、いくつかの場所で週末開かれております。
 冬の間は、その2大フリーマーケットが、ダウンタウンにある元銀行の建物内で同時開催しているというので、レッド・フックからバスを利用して向かうことに。
 朝、メトロカードを買っておいた恩恵が早くも来臨。バスの乗車にも使えるからです。
 地下鉄の駅まで重いボトルを抱えて歩く元気もないし、たまたまダウンタウン行きのバス停を見つけられたのはラッキーでした。
 



 
  
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 入場する際1ドル払います。
 お腹がへったので、まずは「スモウガスバーグ」のフロアに。 
 日本人らしき女子が切り盛りしてた「ジャパニーズ・カレー」があったり、

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 以前からこのフリマでは人気の「ラーメン・バーガー」があったりするのですが、

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 今ひとつ食指が動くものがありません。
 そんななか、嫁さんがベトナム屋台料理を発見しました。
 チキンライスと汁なしフォーを。
 この後、店主は我慢できずに、生IPAを買いに走りました。

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 この趣のある古い銀行はダウンタウンのランドマークらしいです。
 肝心の中身ですが、どうもNYのフリーマーケットとはチャネルが合わないのか、今回も収穫はゼロ。
 重たかった荷物を降ろしに、ウィリアムズバーグのアパートに戻って一息入れることに。
 


 
 
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 以前嫁さんが仕事でお世話になったNY在住の女子と夕飯を一緒にするために、またまたグリーンポイントに。
 途中フェンス越しに見えたマンハッタンの灯り。
 そういえば、今だマンハッタンには足を踏み入れておりません。
 過去のNY滞在を思い起こすと、考えられない”旅”になりつつあります。
 
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 待ち合わせした彼女のお薦め「グラッセリー」。
 ブルックリンが工業地帯だったころの名残、ガラス工場をリノベした中東フュージョン料理レストランです。

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 何やらおっかない感じに映ってますが、白身魚のソテーです。
 店内照明をかなり落としているので、きれいに撮れたものが皆無で残念ですが、どの料理にも付け合わせ野菜と色鮮やかな野菜ソースが添えられており本来はカラフルなプレートが売りであります。
 
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 これは未体験の酸っぱさでした。
 酸味は強烈ですが、ビールらしいコクはしっかりあります。
 サワービール系でしょうが、やっぱりベルギーでしょうか?
 お店の人に聞きそびれました。銘柄調査中。
 



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 グリーンポイントで、もう一軒行きましょうということで、「トゥルースト」というお店に。
 こちらカフェ兼カクテルバーですが、ブルックリンには店の奥に中庭を設えてるところが結構あります。
 外からはわからないので、秘密の語り場的な中庭は常連にはうれしい仕掛けでしょう。
 さすがに今時は寒いので中庭に出る手前の電熱ヒーター付サンルームでしばし歓談を。
 
 
 さすがに疲れましたが、なんとか3日目も予定クリアです。






by arkku | 2017-02-27 02:27 | 雑記