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アマデュオス、CD「青空をわたる風」リリース!!

 先月、当店で100回記念ライブを敢行されたギターユニット、アマデュオスさんの4枚目のCD「青空をわたる風」が10月12日にリリースされました。
  
 軽快なアルペジオで始まる一曲目「青空をわたる風」。
 アルバムのタイトルチューンでもあるこの曲には、アマデュオスお二人の新しい試みがさっそく詰まっております。
 過去3作では、ガットギター(ナイロン弦)2本だけの演奏で通され、その特徴である温かみのある優しい音色を大事にする曲づくりをされてきましたが、この曲では、フォークギター(金属弦)とフルアコ(空洞ボディのエレキギター)も使用。
 結果、ナイロン弦の音をとは一味違うキラキラ感や艶っぽさも加味されて、ギターの多様さを感じる楽しい仕上がりに。
 そして、もうひとつ効果を上げているのが、イデノアツシさんのパーカッション。
 チャイムの音がまさに風のように曲間を吹き抜けて、軽やかな曲調をより高めております。

 本アルバムのクライマックスともいえるのは、もう一人のゲストミュージシャン、マツモニカさんのクロマティックハーモニカが聴きどころの11曲目「雨上がりの散歩」で異論はないでしょう。
 映画のサウンドトラックとして、ジブリの故高畑勲監督に進呈したくなるような、瑞々しく爽やかな佳曲。
 まさに、雨上がりの昂揚感を感じさせる、アマデュオスの軽妙なギターとどこまでも澄み切った音色のハーモニカの掛け合いが見事であります。

 さて、ラストの12曲目「絆」は、本CDで店主一押しの曲。
 2分20秒とごく短い曲ではありますが、店主には、何か遠大で雄渾な力が伝わってくるような印象があります。
 曲が生まれたエピソードは、CD付属のライナーノーツに譲るとして、これは作曲のカオキさんに振ってきた天来の曲想ともいうべき傑作でありましょう。
 
 ライナーによると、今回のアルバムのテーマは「自然がもたらしてくれる安らぎ」。
 連動するように、フランスの田園風景が描かれたアルバム・ジャケットはお馴染み青木美和さん作です。
 面白いのは、この画が曲によって、ズバリ南仏の牧歌的な田園地帯に見えたり、湿気をたっぷり含んだ日本の里山の風景に見えたりすること。
 アマデュオスのお二人が震災以来毎年行っているのが福島演奏ツアー。
 ライナーにあるように、その際の出会いや出来事に着想を得て出来上がった曲がいくつか収録されていることが、そんなふうに思わせる由縁かもしれません。

 「青空をわたる風」は、当店でも絶賛販売中です。
 秋らしさが増してきた今時はもちろん、季節を問わず、ほっと和みたい時に重宝すること間違いないアマデュオスならではのこの1枚を、是非お宅の愛聴盤に。

 【お問合せ】050-5438-2276(カフェ専用)


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