グレイテスト・ショーマン

 「ラ・ラ・ランド」の興行的成功によって、久方ぶりにミュージカル映画が再評価されたのも記憶に新しいですが、その成功の立役者であるパセク&ポールが歌曲を担当したことで話題を呼び映画も再び大入りとなったのが今夜おおくりする「グレイテスト・ショーマン」。
 主人公は19世紀に実在したアメリカの興行師、P・T・バーナムです。

小さいころから貧しくも夢想家のバーナムは、良家の令嬢チャリティと結婚。ニューヨークでつましい暮らしを始めて娘たちも生まれるが、バーナムは仕事が長続きせず、貿易会社に就職しても、会社の貿易船が沈没してしまい倒産。しかし彼は沈没した船の登録証を持ち出し、それを担保に銀行から資金を借り、世界中のあらゆる奇妙なものを展示した「バーナム博物館」をオープンさせる。だが客足はかんばしくなかった。

そんなとき、彼は娘のある一言をきっかけにショービジネスの道へと進む。小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集め、いわゆるフリークショーのサーカスを始めたのだ。彼らのショーは大盛況になるが、批評家には酷評され、市民の中には「街の恥さらし」と激しい抗議活動をする者も現れた。バーナム一家も裕福にはなったものの、上流社会からは単なる成り上がりの怪しいペテン師親子という扱いしかされなかった。

バーナムは劇作家のフィリップ・カーライルと出会い、彼をショーの演出家にスカウトする。フィリップのコネにより、ショーの仲間を連れてヴィクトリア女王に拝謁することができたバーナムは、欧州随一のオペラ歌手とほまれ高いジェニー・リンドと出会う。彼女のアメリカ公演を成功させれば、遂に上流社会の仲間入りができ、娘たちも馬鹿にされなくなると考えたバーナムは、フィリップに劇場運営を任せ、自らはジェニーの公演に全てを注ごうと決めたのだが...。(ウィキペディアより抜粋)


 タイトルの「The Greatest Showman」はバーナムが上演したサーカスの宣伝文句「The Greatest Show on Earth」からつけられたとのことですが、この文句ズバリを使った映画が遡ること1952年に作られております。
 豪華絢爛たる作風で知られたセシル・B・デミル監督のサーカスを舞台にした「史上最大のショウ(The Greatest Show on Earth)」がそれ。
 当時日米で年間興行成績第1位を記録した大ヒット作でありますが、店主も幼きころテレビ放映された本作の(さほど大きくもないテレビ画面ながら)空中ブランコシーンを手に汗握ってみた記憶があります。

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 アメリカにはほら話(トール・テイルズ)の民族的伝統があるといいます。
 ジョージ・ワシントンの元乳母で160歳を超えているとの評判だった黒人女性を見世物にすることで興行師人生をスタートさせたバーナム。
 どうやらアメリカ人にとって、大ぼら吹きの「グレイテスト・ショーマン」P・T・バーナムはいまだにノスタルジーを喚起する人物ということなのでしょう。

 いつものように夜7時くらいからゆるくスタート。
 お楽しみに。


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