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 朝です。
 あれもこれも食べたいNY。
 普段は抜いてる朝ごはんですが、食習慣を変えてでも食べたいものがいろいろ。
 で、昨日「バケリ」で購入済みのブリオッシュと、グリーンポイント探策の際立ち寄った「オーブンリー」のスコーンを。
 「オーブンリー」は、NYの甘じょっぱい焼き菓子流行りの火付け役らしいです。
 それにしても、「パーラー・コーヒー」の包装のかわいらしいこと。




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 今回は、行動範囲がブルックリン中心だし、マンハッタンへ行く用事もさほどなさそうだったので迷いましたが、結局1週間乗り放題のメトロカードを買いました。(実はこの先使いまくるわけになるのですが。)
 本日の当初予定。
 ウィリアムズバーグ → ダウンタウン → レッドフック → ウィリアムズバーグ → グリーンポイント → ウィリアムズバーグ。
 レッドフックにはお酒を仕入れに行こうということでしたから、ボトルの重さも考えて、まずはダウンタウンを目指したのですが...。
 あれあれ、逆方向だ。異変に気付いたころには、店主たちを乗せて走る地下鉄はダウンタウンからどんどん遠ざかっている最中でして。
 ブルックリンのローカル線内に、同じ駅名がふたつあったため、あっさり間違えてしまったのでした。
 仕方がないので、比較的近いところまで来ていたレッドフックを先回しに。




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 レッド・フック地区は、ベイエリアというと聞こえはいいですが、正直閑散とした港町であります。
 街を歩いていると、目立つのが「FOR SALE」の看板。日本風に言うと、シャッター通り的な感じでしょうか。
 店主は思いました。「家賃安そう。でも、治安悪そう。」
 ところが、最近地元NYのオーガニック・スーパー「フェアウェイ」がこの地区に出店を果たしてから様相が変わりつつあるようで。
 実際、面白そうなお店のオープンが続いていて、新しい注目スポットに浮上するのも遠い日ではなさそうです。



 
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 「ウッデン・スリーパーズ」。
 駅から遠く小さいお店ですが、じっくりチェックしに再訪したいと思わせる、センスがいいヴィンテージ・セレクト・ショップでした。
 古き良きアメリカを感じさせるかわいいマグカップが入手でいました。(後日販売予定)

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 「ザ・レッド・フック・ワイナリー」。
 ここがNY?
 海辺に佇む倉庫の扉を開けると...。
 実は、ブルックリンにはワイナリーもあるんです。
 しかも、NY州全体でいうと全米で3番目の生産地になるんだとか。
 こちらのワイナリーでは、ブルックリンからほど近いロングアイランドの葡萄を使かってます。
 拙い英語に付き合って、いろいろ試飲させてくれたお姉さんに感謝であります。
 赤、白ボトルをそれぞれ選んできました。(近日メニューアップ)

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 「カカオ・プリエト」。
 こちらのオーナーは変わり種で、発明家であり、宇宙航空エンジニアという肩書の持ち主。
 メイド・イン・ブルックリンのラム酒やウィスキーがあると聞いてやって来ました。 
 オーガニック栽培のトウモロコシや麦と、NY郊外の閉鎖鉱山で汲み上げられたミネラルウォーターから醸造したというお薦めのバーボンを購入。
 その鉱山の名前を冠した「ウィドウ・ジェーン」という銘柄です。(近日メニュ―アップ)  
 
 



 ブルックリンでは、夏場「ブルックリン・フリー」というフリマと、「スモウガスバーグ」という”食”のフリマが、いくつかの場所で週末開かれております。
 冬の間は、その2大フリーマーケットが、ダウンタウンにある元銀行の建物内で同時開催しているというので、レッド・フックからバスを利用して向かうことに。
 朝、メトロカードを買っておいた恩恵が早くも来臨。バスの乗車にも使えるからです。
 地下鉄の駅まで重いボトルを抱えて歩く元気もないし、たまたまダウンタウン行きのバス停を見つけられたのはラッキーでした。
 



 
  
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 入場する際1ドル払います。
 お腹がへったので、まずは「スモウガスバーグ」のフロアに。 
 日本人らしき女子が切り盛りしてた「ジャパニーズ・カレー」があったり、

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 以前からこのフリマでは人気の「ラーメン・バーガー」があったりするのですが、

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 今ひとつ食指が動くものがありません。
 そんななか、嫁さんがベトナム屋台料理を発見しました。
 チキンライスと汁なしフォーを。
 この後、店主は我慢できずに、生IPAを買いに走りました。

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 この趣のある古い銀行はダウンタウンのランドマークらしいです。
 肝心の中身ですが、どうもNYのフリーマーケットとはチャネルが合わないのか、今回も収穫はゼロ。
 重たかった荷物を降ろしに、ウィリアムズバーグのアパートに戻って一息入れることに。
 


 
 
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 以前嫁さんが仕事でお世話になったNY在住の女子と夕飯を一緒にするために、またまたグリーンポイントに。
 途中フェンス越しに見えたマンハッタンの灯り。
 そういえば、今だマンハッタンには足を踏み入れておりません。
 過去のNY滞在を思い起こすと、考えられない”旅”になりつつあります。
 
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 待ち合わせした彼女のお薦め「グラッセリー」。
 ブルックリンが工業地帯だったころの名残、ガラス工場をリノベした中東フュージョン料理レストランです。

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 何やらおっかない感じに映ってますが、白身魚のソテーです。
 店内照明をかなり落としているので、きれいに撮れたものが皆無で残念ですが、どの料理にも付け合わせ野菜と色鮮やかな野菜ソースが添えられており本来はカラフルなプレートが売りであります。
 
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 これは未体験の酸っぱさでした。
 酸味は強烈ですが、ビールらしいコクはしっかりあります。
 サワービール系でしょうが、やっぱりベルギーでしょうか?
 お店の人に聞きそびれました。銘柄調査中。
 



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 グリーンポイントで、もう一軒行きましょうということで、「トゥルースト」というお店に。
 こちらカフェ兼カクテルバーですが、ブルックリンには店の奥に中庭を設えてるところが結構あります。
 外からはわからないので、秘密の語り場的な中庭は常連にはうれしい仕掛けでしょう。
 さすがに今時は寒いので中庭に出る手前の電熱ヒーター付サンルームでしばし歓談を。
 
 
 さすがに疲れましたが、なんとか3日目も予定クリアです。






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# by arkku | 2017-02-27 02:27 | 雑記
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、フェデリコ・フェリーニ監督「ジンジャーとフレッド」。
 実は店主、31年前の2月23日、イタリア本国、ミラノにて本作を観ております。

ハリウッドの名ダンス・コンビにあやかった芸名で、かつてそこそこ人気を博したアメリアとピッポは、クリスマスのTV番組出演で30年ぶりの再会を果たす。TVの速いテンポに戸惑う二人だが、甘いノスタルジーに浸ったり、過去のあやまちを悔いたりするうち、恋人同士でもあった頃の感情を取り戻していく。だが今はそれぞれの生活もあり、出番を終えれば再び別れゆくのだ……。(allcinemaより抜粋)

 古い話ですが、このとき学生だった店主はヨーロッパで美術館巡りをしておりました。
 日付がはっきりしているのは日記をつけていたからで、読み返してみますと、この日は早朝バスでミラノ入りし、ダヴィンチの「最後の晩餐」、カラヴァッジョの「エマオの晩餐」を鑑賞しており、いささかテンション高めです。
 いきさつは忘れましたが、晩餐!後(日記によれば、貧乏旅行の主食、マックハンバーガー)、フェリーニの新作がロードショーにかかっていることをどこかで聞きつけ、ガレリアあたりにあった映画館を探し当てて観たのでした。
 

 当然字幕はなしのイタリア語。
 ほとんど会話の内容をつかめなかったはずでありますが、そこは、マルチェロ・マストロヤンニとジュリエッタ・マシーナ。
 イタリア映画の至宝二人の枯れた演技は、この日映画館を訪れたミラネーゼにも、日本から来たひよっこ大学生にも、フェリーニがこの映画に込めた思いをわけ隔てなく伝え届けてくれたのでした。
 晩年を迎えた芸人コンビの30年ぶりの再会。
 時間の経過というものは、思い出を増幅させたりもしますが、異質に変化させたりもします。
 それは、残酷でもありますが、否応なしに美しかったりするわけです。

 名優二人も名匠フェリーニも、そろって60代にさしかかってから撮った「ジンジャーとフレッド」。
 晩年の3人の現実まで透けてみえるような映画であります。
 「ラストは泣けた、泣けた。」
 本作を観た日の日記の稚拙な締め繰り。
 ちなみに、前日2月22日は、フェリーニ夫人でもあったジュリエッタ・マシーナの誕生日でありました。

 いつものように夜7時からスタート。
 お楽しみに。


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 毎月最終土曜の夜恒例、アルック・プレゼンツ・”アマデュオス”ボサノバ投銭ライブを2月25日にやります!
 

 3回ステージ(演目は各回変わります)で、1st・PM7時 2nd・PM8時 3rd・PM9時、それぞれスタート。
 ワンステージだけでも、通しで全部聴かれて、お客様次第でOK。

 元々ノンチャージの当店ですが、ライブの際も席料等はございません。
 ただし、彼らの演奏を聴かれて応援したくなったお客さまのために?、投銭入れをご用意いたしますので、お会計のあとチャリ~ンと入れていただければ幸いです。

 雨水も過ぎ、陽ざしにも時折春を感じる今日この頃、荻窪のちいさなカフェで、ほっこり温かいギター演奏をごゆるりとお楽しみください。


 【アマデュオス・プロフィール】
 ガットギター2本だけで演奏する男女インストゥルメンタル二重奏ユニット
 2008年より首都圏のカフェ、バー、レストランに於ける演奏活動を開始
 生ギターの音色を大切にし、心地良く優しいサウンド空間を演出することを心がけている
 主な演奏レパートリーはボサノヴァの他、国内外のポップス、映画音楽、日本の愛唱歌など多ジャンルにわたる

 【お問合せ・ご予約】
 080・2331・7608(カフェ専用携帯)






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 アパートから歩いて10分ちょっと。
 朝7時からオープンしてる「バケリ」という評判のベーカリーに、朝ごはんを買いに来ました。
 店名は、ノルウェー語でずばりベーカリーの意。
 早々にグリーンポイント(後日詳述)に2号店を構えるや、インスタにアップされまくりのラブリーな内装も相まって、今やそちらが旗艦店のようです。
 ウィリアムズバーグ店のほうは、入り口も地味で小さいながらクラフト感いっぱいでアットホームな感じの店内。
 スタッフ全員を女性で固めていて、青いツナギの制服に身を包み奮闘している様がかわいらしい。
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 東京では朝抜いてんだから、デニッシュ少しの朝食だって健康的。
 アパートに持ち帰っておいしくいただき、本日は早めに始動を。
 ウィリアムズバーグの街にくり出すとします。




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 まずは、アパートからは少々遠い東側のスポットを攻めます。
 朝淹れたコーヒーが最悪だったので(店主、道具のせいだと言い張る)、途中口直しに立ち寄ったコーヒーショップがこちら。
 やはり、ブルックリンを代表する小規模ロースター「パーラーコーヒー」です。
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 お店といっても、バーバーショップのなかを突っ切った奥にある3畳ほどのスペース。
 奥行のある味わいの浅煎り豆を売りにしているというので楽しみにしていたのですが、ここでいただけるのはマシンを使ったエスプレッソとラテだけ。
 別の場所にあるティステイングルームを日曜だけ解放して、試飲会やハンドドリップのサービスをしているとのこと。(結局、後日スケジュールが折り合わず、断腸の思いで参加をあきらめることになるのでした。)
 せっかくですからエスプレッソを注文してみると、これがこちらのロースターの実力が垣間見えるような一杯でありまして。
 ダークローストの豆のそれとは明らかに異質な果実味の凝縮感に至極狼狽。
 で、バリスタのお兄さんお薦めの豆を素直に購入いたしました。
 




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 ローカル食材やキッチン用品が充実している「ブルックリン・キッチン」。
 掲げたスローガンがかっこいいのであります。
 ”本物を食べましょう!”
 ヤンキース印のりんごはおふざけ。




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 さて、何軒か店を梯子したウィリアムズバーグ地区の東のはずれから、地下鉄で北上してグリーンポイント地区に移動。
 目指すはシーフード・レストランの「ロブスター・ジョイント」。
 NYに来たからには食べておきたいメニューがいくつかあると思いますが、こちらは、サンドイッチの王様、ロブスターロールがカジュアルにいただける人気店。
 土日の昼時は混雑必至だと思いますが、きょうは平日。
 のんびりした雰囲気のなかでいただく御馳走。
 そこは「観光客」の特権であります。
 写真手前はロブスターのスライダーとスープのランチセット、奥が看板メニューのロブスターロール。




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 グリーンポイント探索後は、まっすぐウィリアムズバーグに帰還。
 アパートに戻る前立ち寄ったのは、去年ウィリアムズバーグにも出店を果たしたオーガニック・スーパー、ホールフーズマーケット。
 アメリカにおける、この手のヘルシー・スーパーの人気ぶりを見ると、ビーガンやベジタリアンほどハードルを上げたくなくても、口に入れるものを気にかける普通人はかなり増加していそうであります。
 彼らにとって、人工甘味料、着色料、トランス脂肪酸入りの食べ物が棚に並んでいないスーパーは、「食材」とともに「安心」も品揃えのうちということなのでしょう。
 「意識高い系」がもはやトレンドではなく、「スタンダード」に昇華しつつあるのがアメリカの食事情だと思われます。

 地産地消を後押ししているこちらの売り場では、「ローカル」のタグを目安にすると、ブルックリン産の商品がたやすく探せます。
 ですから、店主のような呑兵衛にも、ホールフーズは天国。
 見たことのない地ビールが選び放題だし、軽くつまめるお惣菜は量り売りだし、夜11時まで開いてるし、歩いて3分だし。
 かくして、アパートでは毎夜クラフトビール三昧と相成りました。




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 話題のカフェ、精肉店、ホテルを次々開業させて、ウイリアムズバーグをNYで一番ヒップなエリアへと変貌させた張本人といえば、アンドリュー・ターロウ氏。
 彼が最初に手掛けたお店である「ダイナー」が、アパートから南に3、4分歩いたところにあります。
 間違いなく、今回の滞在における食のクライマックスのひとつになりました。
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 ダイナーといえば、アメリカの朝飯の定番、目玉焼きにトースト、そして、お代わりし放題のコーヒーを思い浮かべてしまいます。(それ自体がNYから消えつつありますが。)
 こちらがおもしろいのは、店装は古い食堂車を改造した昔ながらの「簡易食堂」スタイルながら、オーガニックにこだわったニューアメリカンを味わえる「グルメレストラン」であるというギャップです。
 真っ暗な店内は、深夜の入店にも関わらず満員盛況。
 ふたつ空いてたカウンター席になんとか滑り込めました。
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 やはり看板メニューのハンバーガーをいただかないわけにはいきません。
 グラスウェッドビーフ(穀物を与えず牧草のみで育てた牛)のパテをミディアムレアで。
 当然、ケチャップもマヨネーズも自家製。
 「ダイナー」のオープンが1999年。
 NYの外食事情はここ15年ほどで激的に進歩したといわれております。
 そういう意味で、現在世界中から注目を浴びるブルックリンを中心とした食文化は、この一皿から派生したといってもいいかもしれません。

 幸せな夜はいよいよ更けて、2日目終了です。





 
 
 



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# by arkku | 2017-02-22 02:22 | 雑記
 1月26日。
 当店は6周年を迎えることができました。
 これもひとえに皆々様のご愛顧のおかげでございます。
 本来ならば、共にお祝いなぞすべきところでございますが、店主はカフェをほったらかして?、この日旅に出ました。
 またまたあの街、NYへです。

 

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 しばしのお別れ、東京。
 さよなら、富士山。




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 皿洗いでガサガサに荒れた店主の手。
 毎回のことですが、指紋認証にすこぶる手こずったものの無事入国審査パス。
 今回の宿は、これまでのNY滞在で初となるブルックリンにあるので、空港からはタクシーで向かいます。




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 JFKからイエローキャブに乗り込んでブルックリンに向かったのはよかったのですが、トラブル発生。
 ナビ頼りで運転していたムスリムの運ちゃんに降ろされたところは、なんとまったくの別住所。
 行きたかったのはウィリアムズバーグなのに、着いたのは車で30分ほど離れたレッドフック(後日再訪詳述)のあたり。
 マンハッタンをホームグラウンドとするイエローキャブにとって比較的不慣れなブルックリンとはいえ、プリントアウトして持参したルートマップを見せたのにも関わらずです。
 しかたがないので、グリーンタクシー(マンハッタン以外のNY4区で乗客を拾える免許を持ったタクシー)を拾い直してアドレスを伝えると、ターバン巻きのインド人ドライバー、今度はナビには目もくれず、宿の真ん前にピタリと車寄せする完璧な運転をみせてくれました。
 さすがは、ローカルプロ。

 さて、どうにか到着したウィリアムズバーグにあるこの宿ですが、早い話がアパートをまた貸しさせてもらうシステムであります。
 二部屋あるうちツインタイプのほうを日本で予約。
 もうひとつのシングルの部屋は、先週からリピーターの日本人男性が連伯中でした。
  
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 道を挟んだ向こうの建物は小学校のようです。
 最初にこちらのサイトを見つけたとき、もともとの契約者は女性だとばかり思い込んでおったのですが、実はアート関連の仕事をしているというNY歴15年の日本人男性でありました。
 彼から鍵を受け取って、いよいよブルックリンでの「アパート暮らし」がスタート。




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 NYでの一食目は遅がけランチをサラダバー「スイートグリーン」で。
 これまでは、マンハッタンのノマドあたりにわざわざ通ってましたが、さすがはウィリアムズバーグ。
 NY屈指の流行発信地であるこのエリアには、そのイメージの良さから人気チェーンストアの出店ラッシュが続いていて、この手のお店が徒歩圏にあるのは非常にうれしい限りです。
 ただ、お腹がふくれた途端、激しく襲ってきた時差ボケの眠気には抗えず...。
 街の探索は後回しで、アパートに戻りベッドに潜り込む選択をした店主。
 若き頃だったら考えられない海外でのこんな気ままな時間浪費も、「住むように旅する」弊害でもあり、幸せでもありましょう。
 写真は、ピリ辛ケールサラダボウル。 




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 目を覚ますと夜の戸張も降りていて、眠気眼でふらふら街に。
 店内に、反トランプ政権スローガンを掲げているところも一部見受けられましたが、市中はいたって平穏な感じ。




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 アパートから徒歩5、6分。
 モーニングコーヒー用の豆も買いたかったので、ブルックリンで最注目のロースター「デボシオン」を訪れてみました。
 こちらで扱う豆は、すべてフェアトレードで輸入したコロンビア産。
 日本ではブレンド用の豆のイメージが先行してて、コロンビアの豆はさほど重要視してこなかったのですが、これは、店主のつまらない既成概念をあっさり打ち破る一杯となりました。
 農園で手摘みされた生豆が一か月足らずで、まろやかな酸味とコクのある素晴らしきコーヒーして味わえる幸せ。
 こちらのオーナーがダイナミックに切り開いた「ファーム・トゥ・テーブル」のコロンビア・ルートに脱帽です。

 
 結局、サラダボウルで夜までお腹がもってしまった本日。
 初日報告終了です。
 






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# by arkku | 2017-02-20 02:20 | 雑記
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”というのが、金曜アルック座の主旨なのですが、先週に続き今週も過去この時期ロードショー公開された店主好みの映画が見当たらないので、趣向を変えて、音楽ドキュメンタリー映画をセレクトしてみました。
 そんなわけで今夜のアルック座は、「AMY エイミー」。

2011年7月23日に急逝したエイミー・ワインハウス。映画『AMY エイミー』は、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーやトニー・ベネットらがその歌声を絶賛、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、アデルら多くのミュージシャンたちにリスペクトされ、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描いた傑作ドキュメンタリー映画。
1983年、イギリスのユダヤ系家庭に生まれたエイミーは、10代でレコード会社と契約を結び、弱冠20歳で完成させたデビュー・アルバム『Frank』で大きな評価を得た後、続くセカンド・アルバム『Back To Black』が全世界1200万枚のセールスを記録、シングル「Rehab」も大ヒットし2008年のグラミー賞で5部門受賞を成し遂げた若き天才シンガーです。

幼少期からジャズに親しみ、ダイナ・ワシントン、サラ・ヴォーン、トニー・ベネット、キャロル・キング、ジェイムス・テイラーらの音楽を聴いて育ったエイミーは、思春期にニューソウル、ヒップホップ、カリビアン・ミュージックとの衝撃的な出会いを経験。50年代のジャズ、60年代のソウル・ミュージックをアップデートしたサウンドにのせられたグルーヴ感満載の彼女のヴォーカルは、一度聴いたら忘れられません。映画では全編を通して彼女の楽曲が流れ、ブルーノ・マーズなどをプロデュースするマーク・ロンソンやアメリカ音楽界の大御所トニー・ベネット、ラッパーのヤシーン・ベイ(元モス・デフ)らが出演。本物のミュージシャンとしてのエイミーの魅力を解き明かします。(映画「AMY エイミー」公式サイトより)


 2011年、27歳で急逝したエイミー。

 アルコール中毒死でした。

 やはりどうしても、1969年から1971年の2年間に著名なロックミュージシャンたち(ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン)の悲報が相次いだことから、呼ばれ始めた27クラブの因果を思わずにはいられません。

 1994年にカート・コバーンが自死した時も、彼がこのクラブをどこかで意識した可能性も言われました。

 彼らは皆27歳でこの世のステージを降りてしまったのです。


 いつものように夜7時くらいからスタート。

 お楽しみに。







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 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”というのが、金曜アルック座の主旨なのですが、今週来週の過去この時期ロードショー公開された店主好みの映画がどうにも見当たらないので、趣向を変えて、音楽ドキュメンタリー映画を急遽セレクトしてみました。
 そんなわけで今夜のアルック座は、「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」。

美しき天才ピアニスト、グレン・グールドは、1932年トロントに生まれ、46年にピアニストとしてデビューした。55年にアメリカでレコードデビューを果たし、同年録音したアルバム『バッハ:ゴールドベルク変奏曲』がバッハの斬新な解釈、画期的な録音と演奏でベストセラーになり、一躍時代の寵児になった。真夏でも手袋とマフラーを手放さない、異様に低い椅子に座り歌いながら演奏する、1964年以降コンサートを開催せずにレコードだけを発表する……。エキセントリックな言動ばかりが取りざたされる一方、並外れた演奏技術と高い芸術性を持つ演奏で人々を魅了し、死後30年経とうとしている今でも新たなファンを獲得し続けている。グールドに関する映像作品は彼の音楽家としての才能を描いたものが多いが、本作はその才能とともに、グールドを愛した女性たちの証言により、彼の知られざる本質の謎に迫る。いままでグールドについてオフィシャルに語ったことのなかった、グールドのデビュー当時の恋人フランシス・バロー、人妻である画家コーネリア・フォス、ソプラノ歌手ロクソラーナ・ロスラックなどへのインタビュー、未公開の映像や写真、プライベートなホーム・レコーディングや日記の抜粋から、ひとりの人間としてのグレン・グールドの実像に焦点を当てる。(Movie Walkerより)

 いつものように夜7時くらいからスタート。
 お楽しみに。






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 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「ワン・フロム・ザ・ハート」。
 35年前の本日1982年2月12日に公開されました。

7月4日の独立記念日を明日に控えた、ラスベガスの街。ツーリスト・ビューローに勤めるフラニーの夢は南洋のボラボラ島へ行くこと。そして同棲生活5年目を迎える恋人ハンクはそんな島へ行く事よりも彼女との平凡な家庭生活を密かに望んでいた。そしてそのような性格不一致の二人はささいな事からケンカ、フラニーは遂に家を出ていってしまう……。(TSUTAYAサイトより抜粋)

 個人的好きさ加減と世間的評価がこれほど激しくかい離している映画もそうそうありません。
 公開当時、批評家からこき下ろされるは、興行的に振るわないわで、首が回らなくなってしまったコッポラ監督は手塩にかけた自身のスタジオを手放す憂き目にあってしまいます。
 そんないわくつきの本作ですが、これが店主にとっては若かりし頃からの愛すべき一本でありまして。

 
 巷間伝えるところによれば、「地獄の黙示録」の制作過程で悪天候に散々悩まされた轍を踏まないようにと、本作は全編セット組みされてスタジオ撮影が敢行されました。ネオン街も、砂漠も、空港もすべてロケセット。
 欲しい映像への執着も相当で、砂丘の柔らかな起伏を撮りたいがために、砂地に横になった女性を埋没させてそのラインを狙ったという逸話まで残っております。

 資金を圧迫した問題のロケセットですが、これがオペラ舞台の書割並みのしつらえにしか見えません。(巨大なジェット機の模型が画面を覆い隠すようにして飛び去るシーンには息を呑んでしまいますが)
 もともとリアリティは無視されていて、あえて「映画の嘘」を露出させているようなところがあります。
 サーカス一座のダンサー役でナスターシャ・キンスキーが出演しているのですが、時代のミューズだった彼女の眼力全開の美しささえロケセットの延長のような空虚さに包まれています。

 コッポラにとっては、カメラで切り取った際の様式美と映画全体をファンタジーの被膜で包み込むことが大優先だったのでしょう。
 結果的に、コッポラの狙いどころは成功していると思います。
 商業的な敗北を除いては。
 いずれにしても、現代の映画作りの現場からは生まれようもない究極のこだわりが、非現実的な映像美をまとった平凡なラブストーリーという素晴らしき差異に満ちた映画を残したわけです。

 いつものように夜7時くらいからスタート。
 お楽しみに。

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 本日1月20日は、オードリー・ヘップバーンの23回目の命日にあたります。
 先週に引き続き、この稀代の名女優を偲んでお送りする今夜のアルック座は、1967年に公開された「いつも2人で」。
 数あるヘップバーン作品のなかでも、店主一番のお気に入りであります。
  

 人生はいつも長い旅路。出会いと別れ、喧嘩と仲直り、熱愛と惰性……倦怠期を迎えた結婚12年目の夫婦が今再び愛を取り戻そうと旅に出る...(DVD解説より)

 本作原題は、「TOW FOR THE ROAD」。
 一組の夫婦が、出会いから12年の間に、フランスに通じる街道を6度旅します。その時々の二人の関係性、身の回りの状況は、当然の如く変化していくわけですが、旅の舞台は、いつも同じ道という設定。
 時間軸が一部交錯してしたり、瞬時に次の旅に切り替わるややこしい演出もあるので、旅のお伴の車を手掛かりに、二人の旅の軌跡を並べてみました。ちなみに、()内の数字は映画にでてくる順番。

 1回目の旅(1)ジョアンナ(オードリー)とマーク(アルバート・フィニー)が出会った学生時代のヒッチハイク

 2回目の旅(3)車が買えない二人はマークの元カノ家族とのチープなアメ車の旅に

 3回目の旅(2)ようやく購入できた中古のMGでの二人旅、ジョアンナは妊娠中

 4回目の旅(4)赤いオープンカーでのマークの一人旅、ジョアンナは生まれた子供の世話で留守番

 5回目の旅(5)子供と一緒に3人で、車は同じく赤のオープンカー

 6回目の旅(6)現在の二人、車は白のベンツに格上げ

 公開当時、38歳になっていたオードリーは、あの妖精の如き可憐さのアピールこそ少なくなったものの、7歳下のアルバート・フィニー相手に、エレガントな麗しさをたたえた大人の女優として、貫録の演技を魅せております。
 「いつも2人で」は、オードリーといえばジバンシーというイメージを断ち切った作品でもありました。89着に及ぶプレタポルテが衣装として乱舞する本作は、60年代というテーマで、オードリー・ヘップバーンというモデルの単独ファッションショーを3回分くらい観たような贅沢な印象を味わえます。
 いろんな意味で新境地を開いたそんなオードリーではありましたが、残念ながらこの後『暗くなるまで待って』を最後に、家庭を優先するがために一時女優業から身を引くことになるのでした。

 本作のもう一人の立役者は、間違いなくスコアラー、ヘンリー・マンシー二でしょう。
 夫婦間の葛藤の収め方はさまざまでありましょうが、スター中のスター、オードリーを主役に迎え、実験的手法で撮られた倦怠期な夫婦ロードムービーという異色の本作においてでさえ、マンシーニの泣きそうなくらいノスタルジックなテーマ曲がラストシーンに流れてくると、「なんだかんだいっても」とか、「いろいろあったけど」とか、とってもありがちな文節で締めくくるのがしっくりきてしまうのです。
 全部さらっていってしまう音楽の力、映画におけるスコアの重要性を、あらためて認識させられる作品でもあります。

 いつものように、午後7時くらいからスタート。
 お楽しみに。

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 すでにおしらせのとおり、当店臨時休業(1/26~2/1)にともないまして、毎月最終土曜の夜恒例、アルック・プレゼンツ・”アマデュオス”ボサノバ投銭ライブを、今月に限り1月21日土曜にやります!
 

 3回ステージ(演目は各回変わります)で、1st・PM7時 2nd・PM8時 3rd・PM9時、それぞれスタート。
 ワンステージだけでも、通しで全部聴かれて、お客様次第でOK。

 元々ノンチャージの当店ですが、ライブの際も席料等はございません。
 ただし、彼らの演奏を聴かれて応援したくなったお客さまのために?、投銭入れをご用意いたしますので、お会計のあとチャリ~ンと入れていただければ幸いです。

 アマデュオスさんの今年最初のボサノバライブでございます。
 北国育ちの店主も思わず肩をすくめる寒さが続く今日この頃ですが、荻窪のちいさなカフェで、ほっこり温かいギター演奏をごゆるりとお楽しみください。


 【アマデュオス・プロフィール】
 ガットギター2本だけで演奏する男女インストゥルメンタル二重奏ユニット
 2008年より首都圏のカフェ、バー、レストランに於ける演奏活動を開始
 生ギターの音色を大切にし、心地良く優しいサウンド空間を演出することを心がけている
 主な演奏レパートリーはボサノヴァの他、国内外のポップス、映画音楽、日本の愛唱歌など多ジャンルにわたる

 【お問合せ・ご予約】
 080・2331・7608(カフェ専用携帯)






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