<   2017年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「ルパン三世 カリオストロの城」。
 38年前の1979年12月15日に公開されました。

怪盗ルパン三世と相棒次元大介は、モナコのカジノの大金庫から売上金を盗み出すことに成功する。浮かれていた二人は、それがゴート札と呼ばれる、史上最も精巧な出来を誇る幻の偽札であることに気づく。

次の仕事としてゴート札の秘密を暴くことを選び、出処と疑われているカリオストロ公国に入国したルパンは、そこでウェディングドレスを身につけた少女が何者かに追われているのに出くわす。ルパンは追手を撃退したものの、少女は別の一団に連れ去られてしまった。

少女の正体はカリオストロ公国大公家の継承者、クラリス・ド・カリオストロ。幼少の頃、駆け出しだったルパンが、若気の至りでゴート札に手を出し、カリオストロ城から逃げて負傷していたところを助けた少女であった。

公国は大公の急逝に伴い、大公位は空位のままで、公国の実質的な統治者には、伯爵家出身で大公の摂政を務めていたラザール・ド・カリオストロ伯爵が就いていた。亡き大公の一人娘クラリスを妻として迎えることで合法的な大公位の獲得を狙っており、クラリスはそれを拒絶して逃亡、伯爵の部下達に追われていたのだ。

クラリスは、伯爵の居城であるカリオストロ城の一室に閉じ込められてしまう。ルパンは彼女を救出するため、石川五右エ門を呼び寄せるが、ルパンが伯爵の元へ送った予告状のことを聞きつけた銭形警部も、警官隊を引き連れてやってくる。別途、ゴート札の原版を狙い召使いとして城内に潜入していた峰不二子も加わり、カリオストロ城を舞台にクラリス姫の救出とゴート札の謎をめぐっての大混戦が展開される。(ウィキペディアより抜粋)

 あのスピルバーグに「史上最高の冒険活劇の1つ」と言わしめた、宮崎駿の映画初監督作品。
 店主は高校時代、弘前の映画館で本作を立ち観した後、早く終わんないかなあとカンフー映画「Mr.Boo!」(今考えると、ありえない二本立てであります。)を不本意ながら見やり、席に座り直して二度観してしまいました。
 とにかく、幼少時代に観た「東映まんがまつり」とは明らかに異質で新しいアニメの可能性を、興奮を持って目の当りにした記憶があります。
 思えば古い話になっております。
 宮崎監督は実質隠居状態ですし、ルパン役の山田さんも、銭形役の納谷さんも鬼籍に入ってしまいましたものね。

 寂しい限りであります。
 

 ご承知のように、アニメファンはもちろん、映画の玄人筋からも評価の高い本作。

 テレビ放映の際には毎回視聴率をたたき出すのもうなづけます。

 アニメでは、アルック座がとりあげる唯一の作品になります。
 いつものように夜7時からスタート。 

 お楽しみに。







[PR]
 クリスマスと年末年始の営業及びお正月のおやすみのおしらせです。

●クリスマス営業
12/23(土) 12:00 → 24:00
*通常日曜祝日はおやすみをいただいております。
*当日19時より“アマデュオス”ボサノバ投げ銭ライブ開催いたします。

●大晦日&元旦営業
12/31(日) 12:00 → 26:00
1/1(月) 12:00 → 20:00
*通常日曜祝日はおやすみをいただいております。
*通常平日は22時まで、金曜土曜は24時まで営業しております。

●お正月のおやすみ
1/2(火)~1/4(木)

 大晦日明けは午前2時まで営業いたします。
 元旦は勝手ながら20時までの営業とさせていただきます。

 八幡さまへの初詣の後、冷えたお身体を温めにどうぞお立ち寄りくださいませ。

 アルック店主





[PR]
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「ジョンとメリー」。
 48年前の1969年12月14日に公開されました。

ニューヨーク、マンハッタン。家具のデザイナー、ジョンのアパートで目覚めたメリーは、自分がどこにいるのかしばらくの間わからなかった。昨晩、独身男女が集まるバーでふたりは出会い、お互いの名前も聞かないまま一夜を共にしたのだった。メリーは、整頓されたジョンの部屋を見て女の影を感じる。ジョンはかつてファッションモデルと同棲していた過去があり、メリーはある有力政治家と愛人関係にあった。朝食を食べ、昼食まで共にしたふたりは、とりとめのない会話をしながらも、次第に惹かれあっていく。しかし、ちょっとしたことでメリーは帰ってしまい、彼女が残した電話番号をジョンは消してしまう。ふたりは再び出会うことができるのだろうか。(ツタヤ・ディスカスHPより)

 本作は、メルヴィン・ジョーンズの同名小説を映画化したものです。
 店主はその昔この作品を、NHKのラジオドラマで聴いて知り、小説を買いました。
 映画自体はどこかのテレビの深夜帯で観たような気がします。
 印象的だったそのラジオドラマは、表向きの会話と心中での本音のつぶやきという表裏不同のかけひきがうまく脚本に落とし込まれ、出会ったばかりの男女の互いに探りを入れずにはいられない心理がよく伝わってくる出色の出来栄えでした。
 あとから思えば、このラジオドラマの制作スタッフには、ピーター・イエーツ監督による映画版「ジョンとメリー」へのリスペクトもやはりあったのでしょう。
 本作を初めて観たとき、ラジオから伝わってきた悲しいくらい静謐な空気感は、この映像作品に流れているものを踏襲したのだろうと直感しましたから。

 映画の出来とは違う次元で、いろいろ教えてくれた作品でもあります。
 たとえば、ジョンが住むロフト風アパートのこの上ないかっこよさだったり。(斜めに立ち上がった部屋の一面に大きな窓がはめ込まれているあの感じ。)
 エッグスタンドを使ったゆで卵の食べ方だったり。(ジョン、メリー銘々違うんですよ。)
 てっきりフラスコをコーヒーサーバー代わりにしているのかと思いきや、それがあのケメックスだったり。
 1969年公開当時のニューヨークでは、帝王ウォーホルがまだまだブイブイいわせてたんだろうと想像がつくポップアート・パーティーのくだりがあったり。

 とにかく、ジョンが属するニューヨーク・スノッブ階級の生活の一端を垣間見せてくれたようなこの作品は店主には刺激的でありました。
 高報酬の家具デザイナーという役どころに当時32歳のダスティン・ホフマンがはまっております。
 24歳のミア・ファロー演じるメリーは、地方都市出身だったり部屋をシェアしていたりどちらかというと大衆階級寄りに描かれているのですが、ボーイッシュなショートヘアーにミニマルなワンピースがとっても似合っていてまさにこの時代のアイコン的女の子象。
 60年代も終わりを告げようというニューヨークを舞台にしたボーイ・ミーツ・ガールものとして、この男女の「組み合わせ」の危ういバランス感は結構リアリティがあるように思うのですが。 

 いつものように夜7時くらいからゆるくスタート。
 お楽しみに。

a0187509_17441140.jpg







[PR]
 いつもは毎月最終土曜の夜に開催しております恒例のアルック・プレゼンツ・”アマデュオス”ボサノバ投銭ライブ。
 毎年12月は一週繰り上げたクリスマス・ウィークに決行しておりまして、今年はクリスマス・イブ・イブの23日土曜にやります!
 

 3回ステージ(演目は各回変わります)で、1st・PM7時 2nd・PM8時 3rd・PM9時、それぞれスタート。
 ワンステージだけでも、通しで全部聴かれても、お客様次第でOK。

 元々ノンチャージの当店ですが、今回も席料等はございません。
 ただし、彼らの演奏を聴かれて応援したくなったお客さまのために?、投銭入れをご用意いたしますので、お会計の際チャリ~ンと入れていただければ幸いです。

 クリスマスにちなんだ曲も交えながらの、いつもに増して楽しいステージをご期待くださいませ。

 荻窪のちいさなカフェで、心躍るギターの調べをごゆるりとお楽しみください。

 【お問合せ・ご予約】080・2331・7608(カフェ専用携帯)








[PR]
 
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”という店主の独断専行により、毎週金曜の夜決行しておりますアルック座ですが、今夜はまたまた逸脱して特別企画をお送りいたします。

 というのも本日12月15日、スター・ウォーズ・シリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が日米同時ロードショー公開されております。
 マニアの間でシリーズ最高傑作とされている「エピソード5/帝国の逆襲」に並びおおせるとか、もしかしてそれ以上の出来栄えという噂の本作。
 ああああああ、観たい!
 第一作目からリアルタイムにこのスペース・オペラの世界観に胸を躍らせてきた世代の店主としましても、映画館にすぐにでも駆けつけたいところではありますが、カフェをほったらかしにするわけにもいかずここは日曜まで待たねばなりません。
 ネタバレの恐怖におびえながら...

 とにもかくにも再び語られる、はるかかなたの銀河系で繰り広げられる新しい神話冒険記への期待は増すばかりであります。
 そこで今夜は、1980年公開のシリーズ暫定最高傑作?「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」をどうぞ。
 
 いつものように夜7時からスタート。
 お楽しみに。






[PR]
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、ウディ・アレン監督作「世界中がアイ・ラブ・ユー」。
 21年前の1996年12月6日に公開されました。

春爛漫のニューヨーク。ホールデン(エドワード・ノートン)が恋人のスカイラー(ドリュー・バリモア)に歌いかけると、街中が歌い、踊り始める。スカイラーの義理の妹ジュナ、通称DJ(ナターシャ・リオン)はパーク・アヴェニューのペントハウスに住む超リッチな一家。継父のボブ(アラン・アルダ)は弁護士、母ステフィ(ゴールディ・ホーン)は資産家の娘で社会活動家。実の父のジョー(ウディ・アレン)は作家でパリに住んでるが、しょっちゅうニューヨークに戻ってくる。今度も女性にふられたばかりで、親友のボブとステフィに泣きつきにきている。ボブはリベラルな民主党支持者、ステフィはさらにひどい罪悪感つきのリベラルな民主党支持者で奉仕と社会運動に大忙し、なのに弟のスコット(ルーカス・ハース)はウルトラ保守主義者の共和党派で、ボブと喧嘩が絶えない。ボブとステッフィにはレイン(ギャビー・ホフマン)とローラ(ナタリー・ポートマン)の双子がいる。二人とも街でよくすれちがう男の子にゾッコン。ホールデンは高級宝石店のハリー・ウィンストンで婚約指輪に買う。彼はレストランのデザートに指輪を乗せて出させたのだけど、スカイラーは指輪ごと食べてしまう。あわてて病院にかつぎ込むと幸いすぐ取れる場所だということ。夏、毎年8月はヨーロッパで父のジョーと過ごすのだけど、ジョーはまだ失恋の痛手がいえず、今年はパリでなくベネチア。ジョーは同じホテルに泊まっているヴォン(ジュリア・ロバーツ)が気になる様子。DJの親友の母が精神科医で、なんと彼女はその患者。いつもセッションをのぞき見しているので、彼女の悩みも秘密も全部わかっている。ヴォンは美術史家、俳優で教養のない夫との結婚は不満だらけ。そこでジョーに彼女の願望いろいろ吹き込み、ジョーはその通りを実行して彼女の心をつかんでしまう。一方DJは素敵なゴンドラ漕ぎの詩人と恋して、来年一月に結婚する約束を。だけどニューヨークに帰ると、空港でケンという最高にセクシーな彼に会って婚約は解消。一方、レインとローラは夏休みで無人の町で例の男の子と友達になる。しかも彼はあの億万長者の御曹司なのだ。秋、スカイラーとホールデンの結婚は11月に決まる。母ステフィの誕生日、特別ゲストは、ステフィの嘆願運動で保釈されたばかりの凶悪犯チャールズ・フェーリー(ティム・ロス)。ホールデンの父(デイヴィッド・オグデン・スティアーズ)は怪訝な顔を。果たして、チャールズの猛烈なアタックに、結婚間近のスカイラーは恋に落ち、婚約を破棄。一方ローラは例の男の子がレインが好きだと言われて失恋。スカイラーとチャールズは紅葉の森にドライブに行くが、そこに刑務所から脱獄したばかりのチャールズの仲間が合流、美しい紅葉の下で警察に追われて大カーチェイスに、スカイラーは恋人についていけなくなる。ハロウィーン、子供達がうちのドアを叩いてはそれはこりまくった仮装ショーを見せて行く。そして悪魔の扮装でやってきたホールデン、彼はスカイラーを愛するあまり、チャーリーとのこともまったく気にならないのだ。一方、DJはケンと別れて、ラップ歌手と恋に落ちた。さてパリでは、ついにヴォンがジョーと同棲を始める。ジョーは住み慣れた左岸のアパートを引き払い、ヴォンの夢見ていた通りのモンマルトルのアパートに引っ越していた。感謝祭でスコットが突然倒れる。けい動脈の異常で一年ほど前から脳に十分酸素が行きにくくなっていたのだ。最近息子さんの言動に異常があったとしたら、そのせいですといわれ、ボブには思い当たるフシが。果たして回復したスコットは、バリバリのリベラルになった。冬、クリスマスは毎年パリのリッツで過ごすのが一家の恒例。イヴの晩、ジョーがヴォンが夫のところに帰ってしまったと泣きつきにくる。彼がすべての夢想をかなえてくれたとたん、夫との生活に悩みがなくなったというのだ。その夜はシネマテーク・フランセーズで“グルーチョ・マルクス・パーティー”がある。風邪をひいたボブの代わりにジョーがステフィをエスコート。二人は思い出話に花を咲かせ、パーティーを抜け出す。ジョーが彼女を連れて来たのは思い出のセーヌの橋のたもと。お互いに結婚していたときより今の方が仲のよい、かけがえのない相手であることを確かめ合う。一方シネマテークの“グルーチョ・パーティー”で、DJは最高の彼に出会った。(KINENOTEより)

 いつものように夜7時くらいからゆるくスタート。
 お楽しみに。

a0187509_19023215.jpg








[PR]
 ”好きな映画がロードショー公開された月日に合わせて鑑賞することで当時の季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、コーエン兄弟監督作「インサイド・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌」。
 4年前の2013年12月6日に公開されました。

1961年、NYのグリニッジ・ヴィレッジ。ライブハウスで歌うフォーク・シンガーのルーウィン・デイヴィスは、最近何をやっても裏目に出てばかり。一文無しで知り合いの家を泊まり歩く日々。つい手を出した女友達からは妊娠したことを告げられ、おまけに仕方なく預かるはめになった猫にも振り回される始末。山積みになったトラブルから逃げ出すようにルーウィンはギターと猫を抱えて旅に出る。年老いた父との再会の末、とうとう歌をやめて父と同じ船員に戻ろうと決意するが、それさえもうまくいかない。旅から戻り打ち拉がれたルーウィンはまたNYのライブハウスにいた。歌い終えたルーウィンがふとステージに目をやると、そこにはやがてフォークの世界を大きく変えることになる無造作な身なりの若者の姿が...(公式サイトから抜粋)

 ディラン以前のフォーク・シンガーというと、ウディ・ガスリーやピート・シーガーくらいしか名前が出てきませんが、本作主人公のルーウィンにはモデルがおりまして、そのディランが駆け出しの頃憧れていたというデイヴ・ヴァン・ロンクなるフォーク歌手がその人。
 この人物の回顧録を下敷きに、コーエン兄弟が脚本を書き、監督したのが本作になります。

 1961年のNY、フォーク・クラブのメッカだったグリニッジ・ビレッジが舞台というのがまず興味深いですね。
 となると、ほどなくして時代の寵児になるボブ・ディランあたりにスポットをあてたくなるところですが、そのディランと入れ替わるように人々の記憶から失われていった彼の5歳年上となる先輩ミュージシャンをモデルにして主人公を創造したのが珍妙なる悲喜劇を得意とするコーエン兄弟らしいところ。
 時代の変わり目には、突然スポットライトを独り占めにするものが現れる一方で、舞台上からそっと袖に消えるものもいるということであります。
 また本作で特筆すべきは、撮影が「アメリ」を撮ったブリュノ・デルボネル。
 このセザール賞(フランスのアカデミー賞)を獲ったフランス人カメラマンが、冬のグリニッジ・ビレッジをどんな風に切り取って魅せてくれるのかは要注目です。
 

 あと、映画の設定上、演奏シーンが見どころになりそうですが、ルーウィン演じるオスカー・アイザックの歌とギターは玄人はだしの腕前。
 今注目俳優の彼、実はジュリアード音楽院卒という経歴を持っているらしいので、それも納得の業であります。

   
 いつものように、夜7時くらいからスタート。
 お楽しみに。

a0187509_18261586.jpg

 



[PR]