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 カフェをご利用下さっている独身女子のお客様の幸せを願い?、毎年この時期蔵出ししている親王飾りの立雛。

 人形作家だったおばあちゃまから、嫁さんが幼少時にいただいたものです。
 お内裏さまもお雛さまもとってもいいお顔の少し大人の雰囲気のペア。

 啓蟄前の3月5日まで書籍コーナー上段に飾っておりますので、お立ち寄りの際は是非ご覧になってくださいませ。

 
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 2月13日は、チャック・イエーガーの93回目の誕生日でした。
 それって、誰?
 アメリカNACA(NASAの前身)のテストパイロットとして、年69前に人類初の超音速飛行に成功した人物であります。
 その記念すべき飛行に臨む際、肋骨を骨折していた事実をひた隠しにし、短く切断したモップの柄を使ってハッチを閉めるという荒業で搭乗したタフな神経の持ち主でもありました。
 この話、映画「ライトスタッフ」にもとっておきのエピソードとして描かれております。 
 というわけで、今夜のアルック座は、現在カリフォルニアで健在の往年の名パイロットに敬意を表して、その「ライトスタッフ」を。

 
 ところで、NASAという機関が設立されたいきさつをご存じでしょうか?
 米ソ冷戦時代の最中、世界初の人工衛星打ち上げでソ連に後塵を拝し、宇宙開発競争でさらなる後れをとることが許されなかったアメリカ。
 すぐさま、マーキュリー計画をスタートさせましたが、有人宇宙飛行においても、ソ連に出し抜かれることになり、焦りはピークに...。

 この映画の骨子は、NASAによって選抜されたアメリカ初のアストロノーツ7人(マーキュリーセブン)が「宇宙(そら)」を目指す物語と、一流の腕をもちながらも選抜から漏れ、それでも、ロケット機で音速記録更新に挑み、「空(そら)」を目指したテストパイロット、チャック・イエーガーの物語。
 名声や世間からの注目という観点からは明暗分かれた両者でありますが、監督のフィリップ・カウフマンは、各々の「ライトスタッフ(己にしかない正しい資質)」に従い命がけで「そら」に向かった勇者として等しく讃える演出を施しております。

 サム・シェパード演じるイエーガーが、コントロールを失うまでぎりぎり機体を駆って最高高々度記録を狙う場面は、この映画が好きな人みなさんが挙げられる印象的なシーンの一つ。
 重力に抗えず地上に引き戻される寸前、彼の眼には成層圏に広がる星空が刹那に映ります。
 彼なりの流儀で、マーキュリーセブンたちと同じ場所に到達した瞬間でありました。

 ラストに流れるビル・コンティ得意の勇ましいことこの上ないテーマ曲が、この壮大なドラマをさらなる高みへ押し上げ、3時間という長尺に対する論議も吹き飛ばしてしまうかのよう。
 宇宙開発史を観ていたはずなのに、いつの間にか、登場人物たちの匂い立つようなダンディズムに酔っているというある意味ユニークな本作。
 男子はもちろん、男のロマンを垣間見たい女子にもおすすめ。
 カウフマン監督の快心の大作をどうぞご堪能あれ。

 いつものように、夜7時くらいからスタートです。
 お楽しみに。

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