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 ”好きな映画がロードショー公開された季節感を追体験してみたい”シリーズ!
 というわけで、今夜のアルック座は、「エンドレスサマー」。
 49年前の6月15日に公開されました。

 ブルース・ブラウン監督による1966年のドキュメンタリー風サーフィン映画の決定版であり、美しくスリルあふれる映像によって世界中の浜辺から若者の自由な姿を描いている。伝説の波を求めて世界中を旅する2人のサーファーの姿を追い、最後には故郷から遠く離れた海岸で見つけるという内容。(アマゾンより

 5万ドルという低予算で撮られたインディーズ映画でありながら、公開されるや、世界中にサーフィンブームを巻き起こし、今だにサーファーズ・バイブルとして評価の高いドキュメンタリーです。
 北半球と南半球を行き来すれば、世界のどこかで必ず夏に行き当たると考えた若者3人。
 こうして、世界中の夏と未知なる波を追い求める途方もない旅に出るわけですが、地球規模の移動となると、当然のことながら、アクセスのいい土地ばかりとは限らなくなります。
 秘境に分け行って海岸を目指すという冒険は茶飯事、沖に向かってサーフライドする珍パフォーマンスが披露される訪問地まであったりして、ハプニングの連続の本作。
 現代なら某地球儀ソフトで、部屋にいながらにしてアドベンチャー気分を味わうことも可能ですが、公開当時はまだまだ無情報時代、まさに究極のサーフ・トリップを疑似体験できる作品として、地元の街、地元の波しか知らないローカルたちが口々に唱え、全米で、世界中で、本作が熱病の如く伝播されていったのは想像に難くありません。

 今夜は、本格的な夏を前に、半世紀前、世界中の夏の陽を追いかけた男たちの話にのんびり付き合うとしましょう。
 いつものように夜7時からスタート。
 お楽しみに。


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 アルック座でとりあげる映画は、店主が原則映画館で観たもの、もしくは、公開後何らかのきっかけで観たくなって、止むを得ずDVD等で観たものであります。
 今回は、そんな原則から一脱いたします。
 店主も初めて観ることになるのが今夜の一本は「ニューヨークの巴里男」。
 
 しかも、本作は、ニューヨークで映画製作を学んだというフランス人監督セドリック・クラピッシュが15年かけて撮りあげた「グザヴィエ・シリーズ」という3部作の完結編。
 残念ながら、前2作品もまた観ておりません。ツイッター上では、前2作未見でも楽しめるという人も、楽しめないという人も。
 さて、どうなる。

恋愛ジプシーに別れを告げ、今や2児の父となり、腰を落ち着けたかに見える、40歳のグザヴィエ。小説家としてもそこそこ人気を得て、そのまま順風満帆な人生を送るはずが ……青天の霹靂、またも大ピンチに見舞われる。妻から三行半を突き付けられたグザヴィエは、子供の育て方の不一致を解消するため、妻子を追いかけてNYで暮らすことに。不惑の40歳のはずが、アッパーな暮らしをおくる妻の今カレと、友人宅に居候する自分との差に愕然とし、友人の浮気騒動に巻き込まれ、移民局に目をつけられ、今度はNYの町を東西奔走。予期せぬ出来事ばかりに見舞われてしまう――。(web DICEより)

 一人の男性の人生を同じ監督が同じ俳優で製作するのは、20年間で5作撮られたトリュフォーのアントワーヌ・ドワネルものが有名ですが、「何より、彼らのその後が自分でも観たかった」というクラピッシュ監督の制作動機どおり、映画的にみて興味深い登場人物(=俳優)にも年齢を重ねることで生活状況の変化が起こり得るのは必然なわけで、これは否応なしに興味をそそるわけです。
 グザヴィエ演じるロマン・デュリスが実生活でも子持ちになったことは、本作の成立に大きく寄与しているという監督の発言もありますしね。

 いつものように夜7時からスタート。
 楽しみです。

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