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パリであんなこと、こんなこと。 4日目 【店主パリ滞在記】

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 土曜にあたりをつけておいた品を買い求めに、本日再びヴァンヴの蚤の市に。
 見当たらないものもありましたが、そこそこ集められたので一旦ホテルに戻って戦利品を整理。
 近所のスーパー巡りをしていた嫁ママと合流して、メトロでマレ地区へ。

 何の気なしに、BHVの入口前まで来て気がついた。
 今日は、日曜日!!
 たいていのお店はお休み。
 過去何度も犯した過ちを再び。当然、メルシーなんかもやってない。
 しようがないので、ポンピドゥーまで歩いていってカフェで一服することに。
 内心、たとえ30分でも観覧したかったのですが、初日、二日目と嫁さんたちを美術鑑賞の名の元、引きずり倒していたので、現代アートの殿堂を前にして、ここはぐっと我慢。


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 コーヒー一杯のために来たようなマレから、伯父さんたち(昨日の主役、新郎の父上母上)と待ち合わせしているダンフェール・ロシュローまでRERで移動。
 地下納骨堂カタコンブを見学するためなのですが、駅を出ると、すぐそばにある入口から結構な長さで入場待ちの列が伸びている。伯父さんはすでに並んでいたので、ちゃっかり割り込ませてもらう。
 聞くと、入場締め切りが4時で、ここは微妙な順番だとか。どきどきしながら待つこと30分。
 4時になって、最終入場開始。そうしたら、奇跡のように店主たちが本日の最終グループとなって滑り込みセーフ。(後で聞くと、以前カタコンブ体験済みのA伯母さん、彼女は列から外れていたのですが、いつの間にやら係員に直談判してくれていた模様。)
 その昔、パリの墓地不足対策のため、600万体分!を掘り起し、地下の石切場に移したのがこの2キロ近くに渡る納骨堂の始まりとのことですが、奥へ歩を進めるにつれ興味本位な気持ちは薄れ、祈りを捧げながら、ひとつまたひとつと、薄灯りを頼りに人骨を積み上げている名もなき職人たちの姿がプレイバックしてきて、不思議な感慨にとらわれました。
 ひとのちからって、すごいです。


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 カタコンブの出口で、A伯母さんと合流。
 地下を移動した分、納骨堂入口近くのダンフェール・ロシュロー駅まで2キロ見当戻って、そばのカフェで一息入れることに。
 さて、これから嫁さんの従妹のK嬢(新郎K君の妹さん)の住む街へみんなで向かいます。


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 ここ、フォンテーヌ ミシャロンまでは、パリ中心部からRERのB線で20分強。 
 駅に降り立って、嫁さん開口一番、「かわいい。」
 確かに、素朴で癒されエピソードがいろいろ潜んでそうな「世界ふれあい街歩き」的住宅街であります。


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 K嬢とフランス人の旦那様Vさんのお宅がこちら。
 3層の集合住宅の3階。
 家庭菜園でもBBQでもなんでもござれ。休日に戸外でくつろぐためのあらゆるレジャーを実現できる広い庭付きですぞ。
 
 上掲の写真は嫁さんのスマホによるものです。
 実はこのとき、店主が起こした「デジカメがないっ」と騒いだ事件の真っ最中でして。

 関係各位へ。
 その節は、わたくし目の不注意が原因で、皆様の楽しいひとときに思いっきり水を差し、特にK嬢におかれましては、休憩で立ち寄ったカフェに電話で問合せまでしていただくというお手間をとらせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 この場を借りて、あらためてお詫び申し上げます。


 結局、デジカメは...
 あったんです♪♪フォンテーヌ ミシャロン駅からこちらまで乗せてもらったVさんの車の後部座席に。
 ポケットから滑り落ちたのでしょうか?とにかく、店主大失態でした。
 デジカメが発見された時、Vさん一言、
 「Good News」
 店主、ちょっぴり救われる。


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 K嬢夫妻の案内で、地元のモロッコ料理レストランへ。
 楽しみにしていたクスクス・ディナーです。
  

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 お店の看板からして、旅情を誘うエキゾチックな感じが半端ないのですが、このモロッコワインのボトルの柄もまたしかり。


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 スタッフが、クスクスをサーブしてくれて、どーんと大皿で出される野菜スープは各自のお好みでかけます。
 足りなければ、スープは追加します。


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 店主がオーダーした5種の肉のクスクス。
 この肉づくし、見ての通りお味は「セ・デリシュー」だったのですが、5種というより、各種1人前×5に近いボリューム。エスニック大好きな店主ですが、さすがに全部ははいらなかった。
 クスクスに欠かせないのが、ハリッサ(Harissa、フランス語ではHを発音しないでアリッサかな)という唐辛子ペースト。日本では手に入りにくいこの調味料、こちらでは容易にスーパーで手に入るはずなのですが、うっかり買い忘れた...残念。


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 モロッコ生まれのA伯母さんが、「懐かしい味」と唸ったこのミントティー。
 初めていただきましたが、店主も気に入りました。鮮烈なミントの香りと強い甘味。
 ポットの中を覗くと、ミントが茎ごとどばっと大量投入。
 うーん、なんとか、カフェでメニュー化したいものです。
by arkku | 2013-10-09 01:01 | 雑記